看護技術、日々成長中!

看護学部1、2年生では、基礎的な看護の技術を学びます。

「看護の技術」と聞いて、どのようなことを思い浮かべるでしょうか? 普段、病院で目にする採血や予防接種でしょうか? もちろんそれらも看護技術の一つですが、看護師の行う看護技術はもっと多岐にわたります。

1年生では、入院患者さんにとってより良い生活を考え、ベッド環境の整え方、食事や排泄の援助、清潔行為の援助など、患者さんの生活を支える技術を学びます(基礎看護方法Ⅰ)。

現在2年生は、体温や血圧の測定、呼吸音の聴診など患者さんの身体状態を把握するために必要な技術(基礎看護方法Ⅱ)、採血や注射などの診療補助技術(基礎看護方法Ⅲ)を学んでいます。

  • 採血や注射はシュミレーターを使用します。
    採血や注射はシュミレーターを使用します。
  • 教員のデモンストレーションを見て、いざ実践!
    教員のデモンストレーションを見て、いざ実践!

「Nursing is an art.(看護はひとつの芸術である)」──これはフローレンス・ナイチンゲールの言葉です。看護師によって提供される看護技術は、患者さん一人ひとりによって異なり、二つとして存在しません。そのような看護の在り方は、まさに芸術と呼ぶにふさわしいものです。

そして、その言葉には続きがあります。「それは実際的かつ科学的な、系統だった訓練を必要とする芸術である」。講義・演習の後、自己練習を繰り返してどんどん上達していく学生たちの姿を今日も頼もしく見守っています。

  • 学生同士で自己練習に励んでいます
    学生同士で自己練習に励んでいます

文責:北條由佳

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