看護研究計画発表会を行いました

2022年10月15日、16日のりんどう祭に合わせ、2日間にわたり看護学科4年生による卒業研究計画発表会が行われました。

昨今、看護の世界でも、根拠(エビデンス)に基づいた実践が求められています。研究を積み重ねることでエビデンスが出来上がっていきます。現場で働く看護師も、日々の看護を根拠あるものとしていくために看護研究を実践しており、看護では「研究」はわりと身近なものなのです。

看護学科では1年生の「基礎ゼミ」で研究テーマの基となる「問い」をどのように見つけていくかを学び、3年生の後期に「看護研究」の授業で研究の方法論を学びます。その後、4年生では自分の研究テーマに合わせ領域別に分かれ、ゼミ方式で学びを深めながら研究計画を立てていきます。学生は、実習での看護体験や日々の生活から得た興味・関心、疑問を研究テーマへと練り上げていくところからスタートします。すでに明らかになっていることは何か過去の研究を調べ、その問いを明らかにするためにはどんな方法があるのか、どんな分析方法があるのか、検討しながら研究計画書を作っていきました。自分の研究計画をスライドにまとめ、ポスターを作成し、どうやったら分かりやすく研究内容を伝えられるか試行錯誤し、当日の発表へと臨みました。

発表会には「基礎ゼミ」の授業の一貫として1年生も参加しました。「なぜこの研究テーマにしたのか?」「ここまでどうやって研究をまとめてきたのか?」などの1年生からの質問に丁寧に答えてくれていました。勉強のコツや学生生活の困りごと等も相談しており、1年生と4年生の交流の場にもなったようでした。

学園祭に合わせての開催であったため、学生のご家族や外部の方も発表を見に来てくださっていました。多くの方の前で緊張しながらも堂々と発表を行う4年生の姿はとてもすてきで頼もしかったです。お疲れさまでした!

  • 1年生からの質問に対し、4年生は丁寧に答えてくれていました。(※ 写真撮影用にマスクを外しております)
    1年生からの質問に対し、4年生は丁寧に答えてくれていました。
    (※ 写真撮影用にマスクを外しております)
  • 1年生も積極的に質問をしてくれていました。(※ 写真撮影用にマスクを外しております)
    1年生も積極的に質問をしてくれていました。
    (※ 写真撮影用にマスクを外しております)

文責:岡 京子

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