看護学部開設記念講演を開催しました

  • テーマは『「つながり」と健康格差』
    テーマは『「つながり」と健康格差』

10月14日(日)、りんどう祭2日目に看護学部開設記念講演が行われました。
講師に東京大学高齢社会総合研究機構の村山洋史先生をお招きし、『「つながり」と健康格差』というテーマでお話いただきました。

  • 興味深いデータが盛り沢山でした!
    興味深いデータが盛り沢山でした!

最も死亡リスクの高いライフスタイルは“社会的つながりがない”こと、日本は社会的孤立者が多い国の1つであること、運動を“一人で黙々とやる派”よりも、運動はしなくても運動グループに所属している“マネージャー派”の方が要介護リスクが低くなることなどの国内外の研究データを示しながら「健康維持における、自分にとって居心地の良い関係をもつことの大切さ」について、わかりやすく解説してくださいました。

  • 村山洋史先生(右)と司会の老年看護学教授 小林小百合先生(左)
    村山洋史先生(右)と司会の老年看護学教授 小林小百合先生(左)

村山先生のお話を伺い、「自分はお互いを気にし合う“つながり”をいくつ持っているだろうか」と、親しい友人、近所の知人、活動仲間の顔を思い浮かべてみました。同時に、看護職という目線では、地域の人々のつながりを支援することの重要性を改めて考える機会となりました。
村山先生、そして会場に足をお運びいただいた皆様、ありがとうございました。

(文責:横田益美)

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