第8回オープンキャンパス 9月26日(土) 体験授業
2015/10/02
味覚の識別能力チェックをしてみよう!(調理学実験)
今回体験していただいた「調理学実験」という科目は、調理学で学んだ理論を実際に検証するために、様々な測定・観察・分析・評価などを行うことにより、食品を再現性良く調理するための素養を身につけることが目標となっています。また、調理は科学現象をうまく利用している部分が多く、これを理論的・科学的に理解することが必要となります。本実験では、米の吸水試験・炊飯試験やスポンジケーキの膨化試験などの各種実験を行うことで、調理のコツを科学的に捉え、食品の扱い方や調理方法を学んでいただく授業となっています。
そこで、今回の体験授業では「調理学実験」において重要な評価方法の一つである官能評価について学びました。実際に官能評価法の一つである2点比較法を行うことにより、ある呈味物質における濃度差を識別する手法を理解するとともに、自己の識別能力も認識していただきました。