2021年度に新たにお迎えした先生方からコメントをいただきました《1》

2021年4月より、健康栄養学科に3名の先生を新たにお迎えしました。最初に小澤先生からの自己紹介や在学生の皆さんへのメッセージを紹介します。

小澤多賀子 准教授 [博士(スポーツ医学)、健康運動指導士]

はじめまして。人間健康学部 健康栄養学科に着任しました小澤多賀子(こざわたかこ)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

私は高等学校の体育教員を目指して大学へ進学をしました。2年生の講義にて運動・スポーツが人の健康へ貢献できることを学び、「健康支援を通した社会貢献を仕事としたい」と考えるようになりました。大学院修了後は、健康増進施設、企業、大学などで、子どもから高齢者を対象とした健康支援活動や教育・研究活動をおこなってきました。これからは、駒沢女子大学の教員として、教育・研究活動を通じて健康長寿社会の実現に向けた社会貢献ができるよう努めていきたいと思っています。

研究テーマは、「地域における住民主体の健康増進活動の定着・発展に向けた事業の開発と評価」です。具体的には、今まで医師、保健師、管理栄養士、運動指導者などの専門家が中心となり地域でおこなってきた健康づくりの活動(栄養、運動、休養(心のケア)など)を、住民が主体となって取り組んでいけるように事業を考えていきます。さらに、事業の継続に向けた調査と評価をおこない、住民とともに改善策を検討していきます。今、日本では少子高齢化・人口減少が急速に進み、国民一人ひとりの健康と生活の質の保持が望まれています。住民が学び、活動していく、住民同士の支え合いによる住民主体の健康づくりの活動は、健康な地域づくりにもつながっていくと考えられます。

主な担当科目は、スポーツⅠ・Ⅱ、基礎ゼミⅠ・Ⅱ、運動生理学です。誰もが健やかで幸せな生活が送れるように、授業や研究活動などを通して健康の礎となる良好な生活習慣の獲得に向けた健康支援について考えていきます。大学生活で得た知識と経験が自身の健康づくりにつながるとともに、専門家として他者の健康な生活への援助へも大いに役立つことでしょう。

四季ごとに美しい花が咲き誇る緑豊かな駒沢学園で、みなさんとともに学び合えることを楽しみにしています。大学生活が実り多きものとなることを心から願っています。

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