2021年度に新たにお迎えした先生方からコメントをいただきました《3》

2021年4月より、健康栄養学科に3名の先生を新たにお迎えしました。今回は、松本先生からの自己紹介や在学生の皆さんへのメッセージを紹介します。

松本雄宇 助教 [博士(農芸化学)、管理栄養士]

はじめまして。人間健康学部 健康栄養学科に着任しました松本雄宇(まつもとゆう)と申します。

私は昨年度まで非常勤講師として本学の教育に携わってきましたが、今年度からは専任教員として勤務することになりました。この緑豊かな学園でまた皆さんと過ごしていけることをとてもうれしく思っています。

研究テーマは、「食品に含まれる成分の安全性・有効性評価」です。私たちが日々摂取している食品の中にはさまざまな成分が含まれています。その中には、私たちの健康に有益な成分もあれば有害な成分もあります。また、健康に有益な成分であったとしても、過剰に摂取すると健康被害を引き起こす可能性があります。実際、食品に含まれる有効成分を利用した「健康食品」では、過剰摂取による健康被害を起こしている事例も見受けられます。そこで、食品に含まれるさまざまな成分の安全性と有効性について、生化学的・分子生物学的手法を用いて研究しています。

担当科目は、微生物学、食品衛生学、基礎ゼミⅠ・Ⅱなどです。食品衛生というのは、食の安全・安心の基盤であり、管理栄養士が活躍する調理や食品製造の現場において必須となる知識です。いくら栄養的に優れた食事を作っても、その中に健康を害するものが含まれていると、私たちはその食事を食べることができません。私たちの食をいかに守るか。これを食品衛生学では学びます。

皆さんの学生生活が充実したものになるよう、精一杯サポートしていきたいと思います。一緒に頑張りましょう。よろしくお願いいたします。

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