第10回オープンキャンパス 11月14日(土) 体験授業

バランスの良い食事とは(栄養教育論実習)

「栄養のバランスよく食べよう!」「今日の食事はバランスがいいかな?」なんて言葉をよく耳にしますよね。いったいバランスのよい食事ってどんな食事のことでしょう?皆さんは普段バランスのよい食事を心がけていますか?

そこで、常日頃耳にするバランスのよい食事をどう考えたらよいのか、管理栄養士としてどう伝えていくのかを実習を通して学びました。

小学生の頃は、三色食品群や6つの基礎食品を使ってバランスのよい食事について話を聞いたことありませんか?中学生の家庭科では、食品の種類や数だけでなく、栄養量についても考えるのだと学んだはずです。実はバランスのよい食事とは、食品の種類や料理の組み合わせが適切であるとともに、自分にとって必要な栄養量を満たしている食事のことなのです。多すぎても少なすぎてもあてはまりません。

今回は、国(厚生労働省と農林水産省)が発表している “食事バランスガイド”を用い、バランスのよい食事について考えてみました。“食事バランスガイド”とは、1日に「何を」「どれ位」食べたら良いのかをわかりやすく示したものです。サービング数を示した料理例が印刷されているシートを用意し、好きな料理や普段食べている食事を参考に、自分に見合った1日の食事例を作成していただきました。出来上がった“My 食事バランスガイド”は持ち帰っていただきましたので、今後の食生活に是非参考にしていただきたいと思います。

参加された高校生のみなさんは、実際に取り組むことで自分の食生活を振り返ってみることができたかと思います。栄養教育を行うには、管理栄養士の一方的な働きかけではなく、対象者に自ら気づいてもらうことが大切です。その“気づき”を自分自身で作業を通して実感していただくことで、栄養教育について少しでも理解を深めていただけましたらと思っております。

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