「第6回 稲城ふれあい保健・医療まつり」に参加して来ました!
2018/08/03
健康栄養学科 大坂裕子
駒沢女子大学は、大学所在地東京都稲城市の栄養連絡会に参加しています。
2018年7月22日(日)に「第6回稲城ふれあい保健・医療まつり」が稲城市立病院及びオーエンス健康プラザを会場に開催され、栄養連絡会の一員として健康栄養学科3年生の学生ボランティアとともに参加して来ました。
当日は栄養連絡会と健康な食事づくり推進員会のブースで、体験型食育クイズ「バランスよく食べよう!+野菜!」と、食事のマナーを見直そう!と題して「箸によるお豆運び競争」の一般市民参加型食育が行われました。
学生は栄養士の卵として、栄養バランスのよい食事を市民の方と一緒に考えたり、「箸によるお豆運び競争」の運営を通して正しい箸の持ち方を伝えたりしました。猛暑のため例年より来場者数が少なかったものの、学内では体験できない実際の食育を経験することとなり、非常に有意義な時を過ごすことができました。市民の皆様とふれあい、声を聞くことは今後の食育活動の方向性を探る機会ともなり、私にとっても大変勉強になります。学生の様子を見ていても、栄養教育を行うための個々の課題が見つかり、管理栄養士として輝くために必要な今後の勉強の方向性が見えてきたのではないかと感じました。
参加することに意義があるだけで終わらせず、今後の教育活動にも活かしていきたいと思います。
以下は、参加した学生の声です。
- 今日のボランティアでは、お箸の正しい持ち方を学ぶ体験として小豆を30秒間でどれだけ運べるかというゲームと、食事バランスガイドを使って自分の食事を見直すコーナーで、様々なお手伝いをさせていただきました。地域の方々とたくさん触れ合うことができ、コミュニケーション力を高めることができました。食事のアドバイスをさせていただく際に、相手の方の年齢に合わせた適切な言葉遣いやわかりやすい説明の方法などがとても難しかったのですが、管理栄養士として栄養指導するために必要なことを学ぶ良い機会を得ることができました。
- 自分が思うバランスのよい献立を考えてもらうブースのお手伝いをしたことが、私にとって、とても印象に残りました。実際に年齢の幼い子どもに食事の大切さについて説明するのは、思ったより難しかったです。でも、一生懸命説明して子どもたちが理解してくれた時にはとても嬉しく、今まで授業でたくさんのことを勉強してきてよかったと思いました。これからも、勉強や実習をがんばろうと思います。