「基礎ゼミⅠ」の授業紹介 ― 病院で働く管理栄養士の業務を知る ―

「基礎ゼミⅠ」は、1年前期の必修科目です。この科目の主な目的は、大学で学ぶための基礎的手技を修得することですが、それだけではありません。これから種々の専門科目を学び、管理栄養士国家試験に合格し、将来は管理栄養士として活躍できるよう、管理栄養士の業務を理解して各自の目標を定めていくことも、この授業の目的の一つです。

7月21日(木)3限の「基礎ゼミⅠ」の授業では、健康栄養学科の2人の卒業生に来ていただき、1年生に向けて講演をお願いしました。この講演は、実際に現場で働く管理栄養士についての理解を深めることを目的に行われました。今回は「病院で働く管理栄養士について」というテーマで、第1期生の木口祐美さん(IMSグループ 医療法人財団明理会 イムス富士見総合病院)と第3期生の後藤ちはるさん(社会福祉法人緑風会 緑風荘病院)に講演をいただきました。病院の概要や業務内容などの話が中心でしたが、それ以外にも自分が学生だった時の学生生活の内容や熱心に取り組んだことなども交えて話をしてもらいました。さらに、今病院で勤務してみて、学生時代にどんなことを特に勉強しておいた方が良かったと思うかや、国家試験の勉強に対する体験談など、たくさんのことを1年生に伝えてくれました。

講演後の質疑応答の時間には、授業終了時刻を超過するくらい多くの質問が出たことからも、今回の講演が大変興味深い内容だったことがわかりました。実際に現場で働いている管理栄養士さんのお話を伺う機会はなかなかないため、1年生にとっては大変貴重な体験になったものと思います。

忙しい業務の合間をぬって講演をしていただいた木口さんと後藤さんに感謝いたします。

  • 緑風荘病院の後藤さんの講演
    緑風荘病院の後藤さんの講演
  • イムス富士見総合病院の木口さんの講演
    イムス富士見総合病院の木口さんの講演

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