ANAエアポートサービス 羽田空港見学会開催
2023/05/22
観光文化学類では4月15日~16日に都内宿泊研修を行いました。対象は2年生と3年次編入生です。都内観光資源の理解と学修意欲の向上、学生の懇親を目的として研修を実施しました。この記事では前編として、研修1日目の様子についてレポートいたします。
羽田空港見学
1日目は、ANAエアポートサービス株式会社(以下ANA AS)のご協力のもと、羽田空港を見学しました。最初に会社の全体説明を伺った後、旅客業務(カウンター・バックオフィス)と駐機場(ランプエリア)を見学しました。通常の旅客は利用できない空港の裏側まで見学することができ、学生たちも驚いた様子でした。
駒沢女子大学OGを囲む座談会とスカーフ着用体験
ANA ASに勤務する、本学OGの山下さんを囲む座談会を実施いただきました。学生時代から現在までのお話の後、後輩からの質問にも答えていただきました。自分たちの先輩が実際に活躍している姿を目にすることで、学生の意欲も高まったようです。
さらに今年度の新企画として、スカーフ着用体験を実施しました。実際に制服として使用されているスカーフを使い、さまざまな巻き方を教えていただきました。不慣れながらスタッフの方々のサポートでどうにか装着することができ、学生も憧れのグランドスタッフに近づけたようです。
都内車窓見学
羽田空港から宿泊施設へ移動するバスでは、都内車窓見学を実施しました。こちらも今年度から研修に取り入れた新企画です。都内シティガイド検定合格者の鮫島先生が、手作りで作成したオリジナルクイズ問題「目指せ! 東京シティガイド検定 江戸東京ふしぎ発見クイズ」を実施しました。車窓に流れる景色に関連した問題が次々に計35問(!)出題されました。学生は研修前に配布された公式ガイド「東京シティガイド検定公式ガイド」を自習し、クイズに取り組みました。
宿泊施設での夕食時には、クイズの成績優秀者が表彰されました。お目当ての景品を目指してのじゃんけん大会も、大いに盛り上がりました。
学生のレポートから(抜粋)
- 実際に企業に行きお話を伺い、見学をしなければ得られなかった情報の多さに驚きました。
- 一般人が入れないところまで入らせていただけるとは聞いていましたが、受付カウンターまで立たせてもらえるとは思ってもいなかったため、大変興奮しました!
- 卒業生の方からお話を聞くことができ、今回航空系でのお仕事とはどのようなものなのか明確なイメージができるようになりました。
以上、前編では1日目の様子をご紹介いたしました。後編では2日目の様子をご紹介いたします。
駒沢女子大学観光文化学類では、将来の進路選択を見据えた実践的な学びに取り組んでいます。
観光文化学類 教員 本間 准