観光文化学類の学生がインターンシップ実習で沖縄県国頭村の地域活性化に貢献

2023年2月、観光文化学類ではインターンシップ実習の一環で沖縄県国頭村役場に学生を派遣しました。国頭村は、2021年に世界自然遺産に登録されたやんばるの森を擁する沖縄県北部の自治体です。派遣されたのは、観光文化学類3年生八柳美咲さん、観光文化学類2年生安原未咲さん、観光文化学類2年生山下明澄さんの3名です。学生たちは、絶滅危惧種ヤンバルクイナの鳴き声がする自然豊かな安波あは安田あだ集落で一週間滞在しながら、地域活性化活動を行いました。

国頭村役場で歓迎会と集落での懇親会

初日は国頭村役場を訪問し、知花村長をはじめ職員から歓迎を受けました。またその後、滞在先の安波集落で地域住民との懇親会が開かれました。沖縄らしい温かいおもてなしに学生たちの緊張もほどけたようでした。

  • 集落での告知チラシ
    集落での告知チラシ
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    集落での告知チラシ
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  • 国頭村知花村長らの歓迎を受ける
    国頭村知花村長らの歓迎を受ける

学生の活動

学生のミッションは三つです。第一に地域の魅力を見つけること。第二がSNSでその魅力を投稿すること。第三は集落の散策マップを企画制作することです。国頭村役場のコーディネーターの協力のもと、地域住民の説明を受けながらさまざまなスポットを訪問しました。

  • 地域住民と魅力探し
    地域住民と魅力探し
  • 民泊をしながら地域住民と交流
    民泊をしながら地域住民と交流

村役場と公民館で成果報告会

一週間の活動の締めくくりとして、国頭村役場で村長ら職員の方々に成果報告を行いました。学生たちが見つけた国頭村の魅力と活動内容について、スライドを用いてプレゼンテーションを行いました。
また、安波集落公民館に集まった住民向けにも成果報告を発表しました。
知花村長からは、「駒沢女子大学 観光文化学類の学生の皆さんが、一週間という短い時間ながら活動の成果として発表していただいたこと心から感謝します。高齢化や過疎化でさまざまな課題を抱える地域で若い力は貴重です。東京に戻っても国頭のことを思い出してください。そしてまたぜひお越しください」という言葉をいただきました。

  • 村長ら役場職員に成果報告
    村長ら役場職員に成果報告
  • 安波地区の住民に成果報告
    安波地区の住民に成果報告

国頭村のSNSでも発信

やんばる地域三村が運営するインスタグラムのアカウント「やんばるSHINKA」で、学生が国頭村の魅力を発信しています。右のQRコードをクリックするか、またはスマートフォンのカメラで読み取って、ぜひご覧ください。

やんばる地域三村が運営するインスタグラムのアカウント「やんばるSHINKA」で、学生が国頭村の魅力を発信しています。以下のQRコードをタップするか、またはスマートフォンのカメラで読み取って、ぜひご覧ください。

  • やんばるSHINKA Instagramアカウント
    やんばるSHINKA Instagramアカウント

参加学生の声

尚、この取り組みは、地元メディアである沖縄タイムスと琉球新報でも大きく取り上げられました。

今回の実習を生かして、2023年10月の学園祭では、学生が主体となって国頭観光局を開設する予定です。国頭村との相互交流を推進します。今後は大学として都市と地方の交流を活発化し、地方創生に貢献していきます。

観光文化学類 鮫島 卓

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