観光文化学類鮫島卓ゼミが株式会社NTT DXパートナーと株式会社JTBとの産学連携で千葉県内房地域の観光振興プロジェクトを実施
2023/01/31
観光文化学類の鮫島ゼミでは、株式会社NTT DXパートナー(以下NTT DXパートナー)と株式会社JTB(以下JTB)との産学連携で千葉県内房地域の観光振興プロジェクトを推進しています。このプロジェクトは、東京湾アクアライン周辺の交通分散化等による渋滞緩和や内房地域の滞在時間延長や宿泊を増やすための施策案を千葉県に提案することを目的としています。三者による事業計画が採択され、主に3年生が中心となって2022年11月から2023年3月までの約5か月かけて取り組んでいます。
企業連携のオンライン授業
まずNTT DXパートナーの社員から事業目的やプロジェクトの全体像についてオンラインで説明を受けました。その後、千葉県内房地域の観光資源の探索や地域の課題についてインターネットなどで文献調査を行って、分類ごとにまとめるグループワークを行いました。
NTT DXパートナーとJTBとの合同フィールドワーク
キャンパスでの予備調査を終えて、1月20日にNTT DXパートナーおよびJTBの社員と合同のフィールドワークを行いました。旅行者の視点で観光資源の評価や課題を検討することを目的に、川崎駅からアクアラインを経由して千葉県内房地域の観光スポットを巡るバスツアーを行いました。
現場に出向き五感を使って調査を行うフィールドワークは、キャンパスで事前に調べたこと以上の気付きがあります。写真撮影やメモに取りながら記録して、活性化プランの検討に生かしていきます。
今回のフィールドワークを生かして、2023年2月には地元の千葉県庁職員、木更津市、君津市、袖ヶ浦市、富津市の市役所職員、商工会議所、観光事業者との合同ワークショップを行い、具体的な活性化施策を検討していきます。今後の活動にご期待ください。
観光文化学類 鮫島卓