ゼミ生がInstagramで観光プロモーションに取り組みました ーコマジョ箱根町プロジェクトー
2022/11/07
駒沢女子大学観光文化学類本間ゼミでは、SNSを活用した観光プロモーションを実施しました。箱根DMO(一般財団法人箱根町観光協会)・じゃらんリサーチセンターとの産学連携で、観光地におけるZ世代へのプロモーションを研究する取り組みです。Instagramのストーリーズにゼミ生たちが投稿するこのプロジェクトを紹介します。
10月中旬にゼミ生11名が箱根で2日間のゼミ合宿を実施し、3チームに分かれて箱根の観光資源を取材しました。上のイメージ図が示すように、各地で撮影した画像・動画をゼミのInstagramアカウントにストーリーズを投稿し、それを小田急箱根グループが運営するポータルサイト「箱根ナビ」にリポスト(転載)していただくというのがこのプロジェクトの流れです。
「箱根ナビ」Instagramにてゼミ生が作成したストーリーズをリポストいただきました
画像:箱根ナビ「箱根学生フリーパス旅」
https://www.instagram.com/stories/highlights/17982334114639327/
このプロジェクトは、学生の投稿をフォロワーが6,000名を超える「箱根ナビ」にリポストしていただくことで、いわゆるZ世代と呼ばれる学生と同世代の若者に「刺さる」プロモーションとするのが狙いです。これは観光マーケティングの分野で注目されているUGC(ユーザー作成コンテンツ)を観光プロモーションに活用する試みであり、影響力のある「箱根ナビ」に掲載いただけるということで、ゼミ生たちのモチベーションは高く、意欲的に取り組んでいました。
ゼミ生の声
- 私たちのストーリーズを見た人が、どうしたら箱根に行きたいなと思うかを考えて投稿することを意識していました。
- 学生として何を投稿したいと感じるか、観光側として何を伝えたいと思うか両方の視点で考えられたのが印象的でした。
学生たちはInstagramのストーリーズを投稿した「だけ」のように見えますが、微力ながら観光プロモーションに貢献することができました。
関係者の声
- 箱根DMO 佐藤専務:Z世代の皆さんは箱根にとって将来にわたり長い間顧客になりうる存在です。そんな皆さんの興味関心とコミュニケーションの特長を知ることができ、大変勉強になりました。ありがとうございました!
- じゃらんリサーチセンター 松本研究員:学生の旅先でのリアルな投稿を、地域側でも連携しながら情報発信して相乗効果を高めることにつながった好事例だと思います。
駒沢女子大学観光文化学類では、将来の進路選択を見据えた実践的な学びに取り組んでいます。
観光文化学類 教員 本間 准