第18回 観光文化コースゼミ ツアープラン合同発表会
2021/01/28
国際文化学科観光文化コース恒例のツアープラン合同発表会が12月16日に開催されました。観光文化コース開設以来毎年開催されてきた合同発表会は今回で第18回目を数えます。コロナ禍のなか、国際文化学科として最後の発表会がオンライン開催という形になりましたが、それぞれのゼミで工夫をこらして準備し、当日を迎えました。プログラムの順に、ツアープランの内容紹介、作成の苦労などについて、学生の生の声をお伝えします。左側の写真は発表の1場面です。右側のパンフレットの表紙は拡大してご覧ください。※
1.女子大生向け、台湾のんびり旅行:張ゼミ
ツアープランを発表した学生の声
- ツアープラン発表会の準備にあたって、パッと見た時に目を惹くような内容にしたいと思いました。ターゲットを女子大生としたため、見た目から興味を持ってもらえるように、可愛らしいデザインを心がけました。聞いていて疲れないような台本を考え、プランに興味を持ってもらえるようなポイントを盛り込みました。発表者に読み方の指示を出すことも初めての経験で、大変だと思うこともありましたが、それ以上にやりがいを感じることができました。
- プランを組み立てる難しさや資料作成の難しさを実感したと同時に、各ゼミの個性溢れる発表を聞くことができ、とても良い経験ができました。各ゼミの個性がプランに表れており、5つのゼミのコンセプトもそれぞれ異なるものであったため、「そういった視点もあったのか」と新たな発見をすることができました。どのプランもすてきなものであったため、ぜひ今回発表されたプランを利用して旅行してみたいと思いました。
2.Let’s “GO TO” USA & CAN ~ステイホーム中に考えた満足度120%の女子旅~:羽鳥ゼミ
ツアープランを発表した学生の声
- ツアープラン、PowerPointの作成から発表まで全てがリモートだったので、全体的に大変でした。その中で私たちはおおまかな内容は全員で決め、あとは2グループに分かれて進めました。特に大変だったのはPowerPointです。動画を挿入しても音が聞こえないなど、さまざまなアクシデントが起きました。通常なら、直接会って解決できることもリモートではなかなか解決できず、困惑した時期もありました。
- 発表会で他のゼミのツアープランを聞き、そういうやり方もあったのか、などたくさん知ることができて面白かったです。そしてやはり私たちのツアープランが一番! とみんなで言っていて、そういう時間も含めて、リモートにも関わらず楽しめたと思います。達成感はすごくありました。コロナ禍でなければ、みんなでお疲れ様会をしたかったです。
3.世界と時をかける少女 ~時を駆けて五大陸を巡る卒業旅行~:鮫島ゼミ
ツアープランを発表した学生の声
- 鮫島ゼミはワンワールドが提供する世界一周航空券を利用した20日間の5大陸をめぐる旅行を提案しました。卒業旅行を検討している女子学生にターゲットを絞り、過去・現在・未来を感じ、体験できるスポットを選びました。特にイタリアでは未来をテーマとし、ミラノで最先端のファッションを見ながら自分でオリジナルのワンピースを作る体験や、ケニアでは過去をテーマとし、壮大な自然を感じるサファリパークでの体験を目玉としています。
- 合同発表会を終えて、鮫島ゼミ全員でやりきった! という気持ちです。オンラインでの発表準備は、他のチームの作業が見えなかったり、情報が全員に行き届かなかったりと全員が初めての状況でスムーズにいかないこともありました。しかし、グループ・作業の分担をし、一人ひとりが自分の作業に責任を持つことで、プラン内容から発表方法まで鮫島ゼミらしい「16人で作り上げた世界一周プラン」を発表することができたと思います。
4.北ドイツが好きになる! 夢と安らぎの8日間:加藤ゼミ
ツアープランを発表した学生の声
- ハンブルクを中心に北ドイツ5都市を回るツアーをゼミの全員で案を出し合って作りました。世界最大スケールの港祭りであるハンブルク開港祭でツアーは始まります。リューベックでは世界遺産に登録されている聖ペトリ教会からの景色を堪能し、ブレーメンではビール醸造所を見学してビールを試飲します。ハノーファーとツェレでは旧市街の雰囲気を楽しみ、ハンブルクに戻ってナイトクルーズでツアーを締めくくります。パンフレット作成の取りまとめをしたので、Wordの使い方などを深く知ることができてよかったです。
- 今回はオンラインという今までにない発表の仕方でいろいろ心配もありましたが、大きなトラブルもなく無事に時間以内で終えられてほっとしました。全員で合わせて読む時間は少なかったものの、大体の時間やスライドを変えるタイミングの設定をしたおかげで無駄な時間がなく、スムーズに発表を行えました。私はPowerPoint作成と操作を担当しましたが、発表した人もハッキリ聞きやすい言葉で話していたと思います。反省点もありますが、達成感を感じることができました。
5.韓国 女子が巡る4泊5日 ~韓ドラ・ロケ地ツアー~:田代ゼミ
ツアープランを発表した学生の声
- 韓国の女子旅を考え、普通のツアープランではなく韓国ドラマのロケ地を巡るプランを作りました。王道のソウルだけでなくプサンやチェジュ島も入れ実際に行ったことのある店なども入れて、満足度の高いパンフレットを作りました。今コロナの影響で実際に行けるわけではないので、ドラマのシーンの話などを入れて韓国を身近に感じてもらえるように工夫し、タイムスケジュールを示して、発表の際に一日の行動をイメージしてもらえるようにしました。
- ゼミ生全員韓国に行ったことがあったため自分たちの体験をもとに作成に取り組みました。オンライン授業にも関わらず、とても完成度の高い作品になったと思います。実際に会えないので、とてもやりづらい課題でしたが、全員が協力してできたので、忘れられないものになりました。今この時期で行けないからこそ、各ゼミのツアープランを見て、少しだけ行った気になれたのもよかったです。
ゼミ生同士で協力し、苦労しながらもツアーブランを完成させ、オンラインで合同発表会をやり遂げた経験は、卒業して社会に出てからも何らかの形で生きてくるはずです。来年度から、ツアープラン合同発表会の伝統は観光文化学類に引き継がれることになります。今年度は聴き手として、また司会進行役として参加していた観光文化学類3年生のみなさん、次はみなさんがツアープラン合同発表会の主役です!
- ※ 本内容は、観光文化学類の母体である国際文化学科観光文化コースの合同発表会について紹介しています。観光文化学類での学びの参考にしてください。