「2023年度 卒業研究 前期発表会」を開催しました

住空間デザイン学類では、4年生のときに大学での学びの集大成として「卒業研究」を行います。「卒業研究」では、建築とインテリアの観点から社会を観察し、人間にとってより良い環境を作るための改善策を、設計や研究などを通して提案します。「卒業研究」は1年間を通して行う授業で、進捗状況の確認およびアイデアの共有を目的に、3回の発表会(前期発表会、作業報告会、合評会)を行います。

7月15日(土)に第1回目の前期発表会が行われました。この発表会では、主に研究テーマの選定理由およびその背景、研究方法、研究の年間スケジュールを発表します。

  • 前期発表会 会場の様子
    前期発表会 会場の様子

今年は「商店街活性化」、「団地の再利用」、「廃校の再利用」、「観光資源の再利用」、「外国人向けの宿泊施設」などの町おこしに関連するテーマと、「資源ごみの再利用」、「人間の健康と福祉」などのSDGsに関連するテーマが多く見られました。また、「子どもの居場所」に関連するテーマ、「自分の家族を対象とした住宅の設計計画」などもありました。

一方、「舞台デザインを活用したデコレーショングッズの開発」や「心理学の観点から人間の行動とものづくりを考える研究テーマ」や「小学生を対象としたインテリアデザインを楽しむ玩具づくり」などの研究テーマがあり、例年より多彩な研究テーマが見られました。これらの研究テーマを見て学生は社会の流れを真剣に勉強し、より良い社会を作るために何をすべきかについて深く考えていることが分かり、素晴らしく思いました。

学生発表と質疑応答の様子

  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子

前期発表会は約6時間に渡りました。長時間の発表会でしたので、発表会終了後にはみんな疲れた様子でした。学生はこれから発表会で先生方からいただいたアドバイスをもとにより詳しく調査を行い、自分の研究を発展させます。その成果は夏休み明けの9月30日(土)に開催される作業報告会で発表する予定です。報告会の終了後にはまたその様子をお伝えします。

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