住空間デザインの基礎Ⅰ・IIの授業を紹介します。〜りんどう祭作品展の空間演出課題〜
2023/01/16
住空間デザインの基礎Ⅰ・IIは、住空間デザイン学類の2年生の必修科目として、デザインを題材に自分の考えを表現することを、多彩な課題演習やグループワークを通じて学んでいます。その中でも大きなイベントの一つとして、2022年10月15 ・16日に開催されたりんどう祭では、住空間デザイン学類作品展の運営を行いました。
この作品展は建築・インテリア・プロダクト分野の多彩な授業の課題作品を、プロダクトデザイン実習室(以下1F)、インテリアデザイン実習室(以下2F)の2つの教場を展示会場として紹介するものです。今年度は3年ぶりに来場者をお迎えしての開催が可能となり、担当した2年生にとっては何もかもが初めての体験でした。
まず前期の課題として、来場される方に楽しく興味を持って見ていただけるような空間づくりとはどのようなものにしたらよいか、空間のイメージを伝えるためのプレゼンテーションシートや模型を制作しました。今年度はこの課題の優秀作品を中心に、1Fでは家具・陶芸・テキスタイルなどのプロダクト系を、2Fでは建築・インテリアの空間系の作品を展示しました。
また後期の授業とりんどう祭準備日を利用して、ポスター、会場サイン、作品キャプションの制作等グラフィック作業、会場の設営や作品の搬入作業をおこない、当日の受付案内、片付け撤収なども2年生全員で取り組みました。1年次には大学に来られなかった期間もあった2年生ですが、今回の作業を通して学生間の交流ができる機会になったと思います。また、普段の授業だけの印象とは異なり、積極的に大変な作業をこなしたり、来場者の方に大きな笑顔でご案内したりする姿も見られ、教員としては頼もしい限りでした。
晴天にも恵まれたおかげで2日間の合計の来場者は761名と、非常にたくさんの方にご覧いただきました。ご来場ありがとうございます。