2022年度 卒業研究 前期発表会を開催しました

住空間デザイン学類では、4年生のときに大学での学びの集大成として「卒業研究」を行います。「卒業研究」では、授業やインターンシップなどを通して身に付けた住空間に関する知識や経験をもとに、社会に対する自分の考え(思想、哲学など)を設計や研究を通して表現します。「卒業研究」は1年間を通して行う授業で、進捗状況の確認およびアイデアの共有を目的に、3回の発表会(前期発表会、作業報告会、合評会)を行います。

7月16日(土)に第1回目の前期発表会が行われました。この発表会は、学生自身が身の回りに起きていることを詳細に観察した後に問題を提起し、人間にとってより良い環境を作るための改善策を、建築やデザインの観点から提案することを目的とします。

  • 前期発表会 会場の様子
    前期発表会 会場の様子

今年は「高齢者関連施設の構築」、「空き家プロジェクト」、「地方創生」、「コミュニティー形成」などに関連する卒業研究のテーマが多くみられました。いずれもより良い社会を作りたいとの学生たちの気持ちが伝わるテーマでした。中には、お台場トヨタメガウェブにあったヒストリーガレージ(展示場)の再現をテーマにした卒業研究もありました。きっと、その場所に対する良い思い出があったからだと思います。

  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
    学生発表と質疑応答の様子

前期発表会は約5時間に渡りました。長時間の発表会でしたので、発表会終了後にはみんな疲れた様子でした。今まで調査した内容および先生方からいただいたアドバイスをもとに、学生はこれから設計やデザイン作業を行います。夏休み期間中に作業を進め、その成果を10月1日に開催される作業報告会で発表します。報告会の終了後にはまたその様子をお伝えしたいと思います。

住空間デザイン学類 李 志炯

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