「若葉台イルミネーション2020」ポスターデザインに取り組みました!
2020/12/16
クリスマスのきらめく光が街に溢れる季節となりました。住空間デザイン学類では2009年度より、2年生の授業課題として若葉台イルミネーションのポスターデザインに取り組んでいます。インテリア・建築・プロダクトデザインなどを学ぶ上で必要なグラフィック技術を用いて、地域の皆さまにご覧いただける作品づくりの機会をいただけることは、学生にとっても貴重な体験となります。
今年度は提出された80点以上の中から、「若葉台イルミネーション2020実行委員会」の皆さまによる審査の結果、以下の3作品を最優秀賞、優秀賞に選定いただきました。オンライン授業という限られた条件の中で、工夫を凝らし伸びやかな表現をしてくれた3名の制作に寄せたコメントと、例年とは異なる状況の中選考にあたられた「若葉台イルミネーション2020実行委員会」の委員長小柳慧子様よりご講評をご紹介させていただきます。
学生コメント
- 最優秀賞 山木 智絵(左)
自分で考えたポスターがさまざまな方の協力を得て、無事に掲示することができたことを 心から感謝申し上げます。このポスターは、私の考える冬の凛とした美しさ、結晶に反射する光の美しさを表現したデザインになっています。今年は毎年とは少し違う冬になると思いますが、若葉台の地域の皆さまがこのポスターを通し、イルミネーションに足を運んで楽しんでいただけるとうれしいです。 - 優秀賞 鈴木 成美(中央)
制作にあたって工夫した点は、文字を1番目立たせるために背景の写真にレンズぼかしをかけました。元々綺麗な写真でしたが、より宝石のような輝きになって気に入っています。
難しいなと感じたのは文字で、ありきたりなものにならず、伝わりやすいようにするのに苦労しました。
今年も若葉台駅前で、美しいイルミネーションが見られるのを楽しみにしています。 - 優秀賞 依田 汐音(右)
イルミネーションポスターを作るにあたり、人々の目にパッと映りこみ、足を止めて見てもらえるようなポスターを目指しました。ツリーは、夜空に向かって伸びる光の筋と、楽しげに踊る光の玉のイメージを組み合わせて描きました。文字も手書きにすることで、地域の温かみも表現しています。
今回、このような貴重な機会をいただけて、とても良い経験ができました。このポスターが優秀賞に選ばれてとてもうれしいです。ありがとうございました。
若葉台イルミネーション2020ポスター選考 講評
(前略)候補作品は、どれもすてきな作品ばかりであり、実行委員会の中でも、意見が割れました。学生の皆さまの発想力・技術力には大変驚かされたのと同時に、ポスターに対するそれぞれの想いがあったものと推察しております。
皆さまは、これからも大学での学び等を通して、さらに成長をされていくことかと思います。
また、社会に出ても、仕事として携わっていく方や、プライベートで楽しんでいく方など、いろいろな形で、すてきな表現をされていくことかと思います。今後の皆さまのご活躍を楽しみにしております。
若葉台イルミネーション2020実行委員会
委員長 大和リース株式会社 小柳 慧子
2021年1月11日までの点灯期間中、最優秀に選ばれた山木さんの作品は市内各所に貼り出され、イルミネーションに彩りを添えています。また、若葉台駅前のiプラザには、上記3名の作品を掲示いただいておりますので、学生の思いとともに皆さまに今年のイルミネーションを楽しんでいただけると幸いです。