UR都市機構「集合住宅歴史館」見学をとおしてこれからの団地を考える

1年生「住空間デザイン入門Ⅱ」の授業で「日本の住まい(団地とは何か)」という課題に取り組みました。戦後の「日本の住まい」として大量供給された「団地」について、誕生の背景や当時の生活、間取りの変遷などについて学び、そのうえで「これからの新たな団地の使い方」についてグループで提案する課題です。

まず、多くの「団地」を供給してきたUR都市機構の「集合住宅歴史館」を見学しました。移築復元された同潤会アパートや昭和30年代の公団住宅の住戸等を見学するとともに、住宅の遮音性能実験などをとおして住宅の基本性能についても学びました。写真とともに学生の感想を一部ご紹介します。

  • 団地の変遷や集合住宅の技術などについて詳しく学びました
    団地の変遷や集合住宅の技術などについて
    詳しく学びました
  • 晴海高層アパートのエレベーターと階段の仕組みに興味津々でした
    晴海高層アパートのエレベーターと
    階段の仕組みに興味津々でした

学生の感想

続いて、現在各地で取り組まれている団地再生のプロジェクトを調べたうえで、団地の魅力や抱える課題に基づいたこれからの新たな団地の使い方についてグループで考え、プレゼンテーションを行いました。各グループがさまざまなテーマを掲げ、大学生目線から団地の未来を考えました。「人が集まり幅広いニーズに対応できる団地」「女子大生が住みたくなる団地」「持続循環型の団地」など多彩な視点からの考察があり、プレゼンテーションシートのまとめ方やプレゼンテーション手法にも工夫が見られました。

  • プレゼンテーションシートのまとめ方も重要です
    プレゼンテーションシートのまとめ方も重要です
  • 人に伝えるプレゼンテーションも学びます
    人に伝えるプレゼンテーションも学びます

最後に、見学にご協力いただきましたUR都市機構の皆様へ感謝申し上げます。

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