駒沢女子大学の食堂を、デザインの力でもっと楽しく!

住空間デザイン学科の立体織デザインⅠ授業の課題作品を大学本館の食堂に展示しました。課題のテーマは「学食をもっと楽しく」。織りの技術を用いて、各自が考える「美味しいデザイン」のイメージをカタチにしました。その実践の場として、作品を実際に食堂に展示しました。みんなのデザインで、学食がさらに楽しい空間になりました。※1

立体織デザイン担当 南雲 理枝

課題テーマ

  • 本館食堂 立体織デザイン作品 展示風景
    本館食堂 立体織デザイン作品 展示風景

主な学生作品とコメント

「アップルパイ」 2年 武田 彩佳

3種類の毛糸を組み合わせてパイの焦げ目を表現しました。頑張った分だけ完成が目に見えて分かるので楽しく作業することができました。最後まで妥協せず納得のいく作品に仕上がったと思います。作品を展示したことで食堂が華やかになったように感じます。多くの人に私たちの作品を見てもらい、頑張って良かったと思いました。

「360円の定評ラーメン」 2年 酒井 優衣奈

ラーメン大好き!という思いを、丼から具材が飛び出しているデザインにして表現しました。今まで食堂に学生の作品を飾ることがあまりなかったので、新しい試みにウキウキしながら制作することができました。食堂に足を運んだ方が作品を見て「このメニュー食べてみようかな!」と思ってもらえたら嬉しいです。

「顔つきアジフライ」 2年 土屋 舞

食堂のメニューにたまにでてくるアジフライ定食をモデルにしました。美味しいアジフライを知ってもらいたいという願いを込めて、あえて顔つきのかわいいアジフライにしました。衣の部分はサクッと感を表現するために、シャギーという織り方で立体感を出したり沢山の色を使ったりし、より食堂のアジフライに近づくように試行錯誤しました。

「とりマヨ丼」 2年 真崎 璃央

初めての作業であったため、制作時間内に完成させるのがとても大変でした。しかし先生方に協力していただきながら、自分のイメージした通りの作品を完成させることが出来ました。学食のメニューを抽象的に表せたと思います。

  1. ※1 本内容は、住空間デザイン学類の前身である住空間デザイン学科のカリキュラムについて紹介しています。
    住空間デザイン学類での学びの参考にしてください。
  2. ※2 シャギー (ノッティング技法) とは、経糸に、パイル状に糸を結び付けながら織る技法です。毛足を短くカットする事により、細かい模様を表現することができます。カーペットの他、ベッドカバーなど寒い国の生活必需品でもあります。また壁やテーブルで使用され、貴重な物とされていました。

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