「卒業研究 前期発表会」を開催しました
2017/08/23
住空間デザイン学科の4年生が集大成として取り組む「卒業研究」の前期発表会が行われました。卒業研究では、まず自ら課題やテーマ設定を行い、その問題解決のためのコンセプトやデザインプロセスを構築していくことから始めます。前期発表会では、課題・テーマ設定やコンセプト、計画敷地などについてのプレゼンテーションが行われました。※
集合住宅や複合商業施設などの建築デザインから、店舗のトータルデザインや古民家リノベーションなどのインテリアデザイン、家具やうつわのデザイン、そしてランドスケープやストリートの空間演出などまで、テーマのバリエーションが豊富なところが住空間デザイン学科の特色です。
これから後期にかけて、設計やデザインのスタディ(検討や思索を繰り返すこと)を積み重ねて研究・制作を進めていくことになります。どんな卒業研究が完成するのか!?この先が楽しみです。
4年生 川越さとり(インテリアデザインコース)
- 今回の中間発表では、コンセプトやダイアグラム、敷地を選んだ理由などの説明をしました。3分という限られた時間の中でのプレゼンテーションで反省点も多く、次の発表に活かしつつ、今後は詳しい平面計画や模型を進めていきたいと思います。
4年生 金子千澄(建築デザインコース)
- 私の地元にある老朽化した戸建住宅街区では、住民が高齢化し地域から孤立してしまっているため、地域とのコミュニティをもちながら暮らすことができる高齢者のための住まいの提案をテーマに発表をしました。緊張し、思うように伝わらない部分もありましたが、先生方から頂いた質問やアドバイスを参考に様々な視点から考え、アイデアをつめていきたいと思います。また、他の学生の発表には様々な視点からのテーマやダイアグラム、発表方法など自分にはない部分が多くあり、刺激を受けました。学生最後の作品として残るよう、12月の完成に向け、仲間と共に頑張っていきたいと思います。
- ※ 本内容は、住空間デザイン学類の前身である住空間デザイン学科のカリキュラムについて紹介しています。
住空間デザイン学類での学びの参考にしてください。