住空間デザイン学類の魅力とオススメを語る座談会
2023/05/10
在学生が知っている住空間デザイン学類の魅力とは? オススメする点はどこ?
4年生4人による座談会を大公開します!
住空間デザイン学類の魅力、まずはわかりやすいところから教えて!
堀邉先生:みんなはどうして「住空間デザイン学類」を選んだの?
Sさん :インテリアを学べる学校を探していました。建築もインテリアも学べて、建築士の受験資格も取れることが良かったです。
Yさん :私は建築を勉強すると決めていました。建築士の受験資格を取れることは私もしっかり調べました。
Mさん :文系からでも建築を学べて、なおかつインテリアやプロダクトなど、いろいろ学びながらやりたいことを選べるのが良かったです。
Nさん :私は建築もインテリアもどちらにも興味がありました。
堀邉先生:最初からやりたいことが決まっている人もいるし、自分のやりたいことを見つけるために入学する人もいるんだね。
堀邉先生:いろいろな専門科目を勉強したなかで印象に残っている授業はある?
Sさん :1年生の「建築・インテリアデザイン入門」で取り組んだ「私の部屋のインテリア」の課題です。自分のイメージした空間が模型として目に見えるかたちになったことがうれしかったです。
Nさん :設計の授業は全部頑張りました! 2年生のときに「建築構造」の授業で勉強したことを実際の建物で見つけられるようになったことがすごく楽しくて、教科書を見ながらずっと歩いたりしました。
3人 :すごい!
堀邉先生:専門知識を身につけたことで、今までとは違うものの見方ができるようになったんだね。友達から影響を受けたりすることもある?
Yさん :友達に模型の作り方を教えてもらったりして、情報収集するようにしています。
堀邉先生:友達同士でアイデアの意見交換をしたりする?
Yさん :Nさんに課題のアドバイスをもらうと自分にはない発想をしてくれて、すごく新鮮です。
Sさん :私とMさんはふたりで課題のことについてよく話しています。Mさんは自然素材をうまく活用する印象があって、私には絶対にないものを持っているなとうらやましく思っています。
Mさん :私はSさんのプレゼンテーションのまとめ方などをお手本にさせてもらっています。
堀邉先生:Sさんはプレゼンテーションがうまいよね。
Sさん :私は技術というより時間をかけています。自分が納得いくまで試行錯誤するようにしています。
堀邉先生:学生同士の仲が良いのもこの学類の特徴かな。
Nさん :私たちが1年生のときはすべてオンライン授業だったので、2年生になってから頑張って自分からみんなに話しかけました。仲良く一緒に学べるきっかけになればいいなと思っていました。
Yさん :仲の良いグループもあるけど、建築デザインコース全体でも話ができて仲が良いです。
Sさん :干渉しすぎない適度な距離感があって、私は居心地良いです。
Nさん :制作作業があるから、デニムやリュックの人が多いよね!
堀邉先生:先生との関係性はどんな感じ?
Yさん :先生との距離は近いので、よく相談にのってもらっています。
Nさん :聞きたいことをいつでも聞ける環境に満足しています。
Sさん :実習授業が多く、毎回課題の個別相談ができるので、学生全員が気にかけてもらえているなと感じています。
資格・就職のサポートは心強い!!
堀邉先生:資格にもみんな積極的に挑戦しているよね。
全員 :建築士の取得を目指しています!
Nさん :1年生でリビングスタイリストの資格を取りました。
Sさん :「色彩デザイン」の授業を受けてカラーコーディネーターの資格を取りました。インテリアコーディネーターの資格にも合格しました!
堀邉先生:Sさん、おめでとう! どうやって勉強したの?
Sさん :2年生から3年生にかけて「インテリアの知識と技術Ⅰ・Ⅱ」の授業で学んだことがベースになったので、勉強しやすかったです。二次試験の実技も授業で勉強したことを生かせたので合格できたと感じています。
堀邉先生:授業がいろいろな資格につながっているよね。就職のサポートはどう?
全員 :進路総合センターの講座や面接対策などを利用しています。
Yさん :講座は初歩的なマナーから教えてもらえるので良かったです。
堀邉先生:3年生の授業「学外実習(インターンシップ)」は就職活動に役立っている?
Yさん :私は入学前から「学外実習(インターンシップ)」を履修しようと決めていました! 工務店で2週間実習をして、住宅の工事現場にたくさん行くことができました。家づくりの工程を実際に自分の目で見たら、教科書で学んでいたことを一発で理解できて、とても良い経験でした。
Mさん :インテリアファブリックを扱う企業で実習して、仕事の幅広さを知りました。ビジネスマナーも体験できて、いろいろ勉強になりました。
Sさん :商業空間デザインの企業で実習しました。時間の流れや仕事の規模など想像していたものとはかなり違い、それらを実感できたことは就活にもつながっています。
住空間デザインを学ぶことから成長できる!
堀邉先生:自分が成長している実感はある?
Sさん :ふわっとしている抽象的な考えを、デザイン作業を通して具体化することができるようになりました。過去の作品を見返すと、今ならもっとできると思うので技術力も上がっていると思います。
Nさん :PCスキルがとても向上しました。特に2年生のときに「設計製図Ⅱ」の課題「シェアハウス」の図面を描いたことでCADのスキルが飛躍しました!
Yさん :情報収集の方法として、他人の作品をよく見るようになりました。ネット検索だけではなく、友人と情報共有をするようになりました。
Mさん :数をこなすうちに、課題への自分なりのアプローチの方法や考え方が分かるようになってきました。それから、1年生のときの「仏教学」で禅の考え方を学び、視野が広がりました。
堀邉先生:人間的にも成長しているんだね。
Nさん :日常でも常に課題のことが頭にあり、結びつけたり、考えたりしながら街を歩くようになりました。また、やることを細かくタスク分けして、管理できるようになったと思います。達成感を得ることが好きなのでタスク表をつくります。
Yさん :高校生の頃とは違い、やることが多いので、予定を決めて自分を追い込むようになりました。
堀邉先生:アスリートみたい!
Sさん :私は行動範囲が広がりました。自宅から大学が遠いので、ひとりで行動したり、街歩きしたりするようになりました。知識が増えて自分の世界が広がったと思います。
期待以上がたくさん! 住空間デザイン学類の楽しさを伝えたい!
堀邉先生:実際に入学して期待以上だったことはある?
Sさん :思っていた以上に資格が取れました! 資格が取れるのは一部の人だけだと思っていたのですが、想像していた以上に資格につながる授業が多かったです。
Yさん :先生との距離が近いことはとても良かったです。
Mさん :自分の好きなものが見つかって、それを極めたいと思い、想像以上に楽しめています。
Nさん :私も! 興味があることを、思っていた以上に楽しみながら学べています。
堀邉先生:それでは最後に高校生にメッセージをお願いします!
Yさん :少人数制なので先生との距離が近く、しっかり見てもらえるので安心です。
Sさん :建築いいな、インテリアいいな、という「カケラ」があれば、楽しく学べます! 好きなことを見つける手段として「住空間デザイン学類」を選んでもよいかもしれません。
Mさん :興味があることを大事にしてほしいです。食べ物でも、住まいでも、虫でもなんでも、自分の好きなものは何かにつながり、課題などで生かせると思います。
Nさん :やりたいことがあるなら、それを専門的に学び始めてみると、楽しく学んでいる自分がそこにいると思います。