8月7日オープンキャンパス ―日本の文化と歴史Ⅰの授業紹介―

「日本の文化と歴史Ⅰ」という授業は、日本の年中行事を事例として、受講生自らが日本の文化を主体的に考える授業です。

さて、皆さんは「日本の年中行事」と聞くと、何をイメージしますか。たとえばお正月・節分・ひな祭り・七夕・お盆といった、日本人にとってなじみ深い季節の習慣が思い浮かぶのではないでしょうか。この授業では、たとえば「正月(元旦を迎えて・仕事始め)」「盆の行事(イエの盆・ムラの盆)」などのテーマで、まずは年中行事に関する基礎知識について学びます。その後、受講生は自分がこれまでに経験したことのある身近な年中行事を取り上げ、その行事に関する小論文を執筆し、全員の小論文を『年中行事から考える日本の文化』と題する一冊の論文集にまとめます。そして、受講生一人ひとりによる小論文の報告を聞いて季節ごとの行事の情報を得るとともに、小論文の内容に関する質疑応答を通して年中行事についての理解を深め、最後に「年中行事から考えた日本文化の特徴について」というテーマでレポートしてもらいます。

オープンキャンパスでは、「お年玉はいつ頃定着したのか」というタイトルで、担当教員による小論文の報告例を紹介するとともに、先輩たちの小論文やレポート、さらには質疑応答などの内容について、その一部を具体的に示しながら、日本文化専攻での学習内容や方法の一端を紹介します。

  1. ※ 8月7日のオープンキャンパスでは、日本文化専攻は「「日本の文化と歴史Ⅰ」の授業紹介 ―年中行事から日本の文化を考える―」と題して体験授業を行います。ぜひご参加ください。

(担当:下川雅弘)

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