日本の近代化遺産を訪ねて ―歴史・文化演習の学外活動―
2019/11/26
「歴史・文化演習Ⅱ-b」では、各自が興味を持った日本の歴史や文化に関するテーマについて研究を進めています。そうした普段の授業を離れて、11月9日(土)に学外活動を実施しました。受講生の話し合いの結果、今年の訪問地は、日本の近代化遺産の宝庫で海軍の町「横須賀」に決まりました。
「記念艦三笠」の前で記念撮影
当日はまず午前中に「横須賀市自然・人文博物館」で、ペリーの来航や横須賀製鉄所の操業を中心に、横須賀を通して日本近代化の歴史を学びました。お昼には、日本海軍の兵食に由来する「よこすか海軍カレー」など、地元の名物を堪能。午後は日露戦争で活躍した「記念艦三笠」を見学の後、かつて砲台が置かれていた要塞の島「猿島」に船で渡り、島内の散策を自由に楽しみました。
「猿島」に向かう船上で
「猿島」を自由に散策中
天候にも恵まれ、今年も有意義な学外活動となりました。
以下は参加者から寄せられた感想です。
- 「記念艦三笠」や「猿島」を見学したことで、文章で読むよりも実際に現地を訪れる方が、はるかに多くの情報を得られるのだなと実感しました。
- 私が軍艦好きなこともあり、「記念艦三笠」では副砲や探照灯といった装備を間近で見ることができたのはもちろん、艦内の資料室の展示も非常に興味深かったです。
- 最後に訪れた「猿島」は、戦争遺構と自然が程よく調和し、独特で美しい景観を作っていて印象深く感じました。