2025年度夏季国内インターンシップ実習 ~実務を通じた学生のキャリア形成支援活動として 15名が参加しました~
2025/12/04
2025年度夏季インターンシップ実習が実施されました。観光文化学部観光文化学科では、学生のキャリア形成支援活動として例年、夏季・春季に実習を設けています。今年度は受け入れ企業・団体10カ所において、2年生~4年生の計15名が参加しました。学生たちは宿泊業・旅行業・ブライダル・メディア・自治体など多様な現場で実務を体験し、将来のキャリア形成に向けた貴重な学びを得ました。
今年度の特徴として、学生からは
- 「自分の働く環境や適性を深く考えるきっかけになった」
- 「実務を通じて語学力や説明力の不足を痛感し、学習意欲が高まった」
- 「地域の魅力や観光の役割を実感した」
- 「スタッフの熱意やチームワークに触れ、自分の働き方を見つめ直す機会になった」
など、多くの気づきと成長につながる声が寄せられました。
実習参加にあたっては、事前の準備講座で「自己分析と企業研究」、「履歴書の書き方」、「社会人マナー」を学び、心構えを整えたうえで各実習に臨みました。
インターンシップ実習先
- 株式会社CRAZY(ブライダル)
- 株式会社エイチ・アイ・エス(旅行業)
- バリューマネジメント株式会社(宿泊業)
- ホテルオークラ東京(宿泊業)
- 箱根 金乃竹グループ(宿泊業)
- ホテル日航アリビラ(宿泊業)
- 日刊ゲンダイ(編集・メディア)
- 稲城市役所・稲城市観光協会(行政・自治体)
- 東横イン(宿泊業)
- ヴィラフォンテーヌ(宿泊業)
本年度の夏季インターンシップでは、学生がそれぞれの現場で多様な学びと気づきを得ました。実務を通して自身の強みや課題に向き合い、将来のキャリアをより具体的に描く機会となりました。今回の経験を今後の大学生活や就職活動に生かしていくことを期待しています。

株式会社エイチ・アイ・エス
日刊ゲンダイ
ホテルオークラ東京

ヴィラフォンテーヌ
株式会社CRAZY
バリューマネジメント株式会社
実習生の声
- 株式会社CRAZYでの実習(3年生)
ブライダルの現場で、ゲスト一人ひとりと丁寧に向き合う姿勢を学びました。私は人混みが苦手で不安を抱えながら初日を迎えましたが、担当の方が表情の変化に気づき、配置転換を提案してくださったことで、自分に合った働き方を見つめ直す機会になりました。
異なる部署を体験する中で、スタッフの皆さんが「新郎新婦とゲストの最高の一日をつくる」という確固たる目的を持って働いていることを知り、サービスを「作業」としてではなく「想いをもって届けるもの」として捉えるようになりました。今回の体験を通して、働く環境や自分の適性を理解しながら進路を選ぶ大切さを実感しました。 - 株式会社エイチ・アイ・エスでの実習(3年生)
旅行会社の実務を体験し、資料の読み取り、企画書作成、プレゼンテーションなど、授業では得られない実践的な学びを得ることができました。
特に修学旅行プランの企画では、限られた時間の中で何を優先して考えるべきか判断する難しさを痛感しましたが、その分、自分の成長を実感できる機会にもなりました。毎回の振り返りを通じて、理解を深める姿勢や相手に伝わる資料づくりの重要性に気づき、今後の学業や就職活動に大きく生かしたいと感じています。 - ホテルオークラ東京での実習(2年生)
ラウンジ業務を担当し、お客様が心地よく過ごせる空間づくりの奥深さを学びました。会話を楽しみたい方と静かに過ごしたい方が同じ空間にいる状況で、どのように環境を整えるかを考える必要があり、柔軟な対応力の重要性を強く感じました。
また、海外からのお客様が多く、習慣の違いや英語でのコミュニケーションの難しさを体験したことで、語学力の必要性を痛感しました。ホテルは施設の魅力だけでなく、スタッフの対応によって価値が大きく変わることを実感し、今後の成長につながる学びを得ました。
この場をお借りして、実習にご協力いただいた各派遣先の皆さまに衷心より御礼申し上げます。
観光文化学部観光文化学科 ゼイヤー ウィン


