2025年度 観光文化学類 合同発表会

2025年12月10日、観光文化学類の各ゼミ4年生による合同発表会が、今年も記念講堂で開催されました。渡邉ゼミ3年生の司会進行のもと、4つのゼミがゼミ活動の成果を発表しました。

第一部:ツアープラン部門

ゼイヤーゼミ「『境界線を歩く』異文化共存探求ツアー」

コロナ禍以降注目されている、日本国内にいながらにして体験できる異文化の旅。中でも政治的・地理的問題からなかなか訪れることが難しい国々を体験する、東京都内1泊2日の旅の提案です。

1日目はネパール・ミャンマーのレストランの他、板橋区立熱帯環境植物館の紹介がありました。ここは、世界三大熱帯雨林の中から日本と関係の深い東南アジアの熱帯雨林を再現した博物館型植物館。都内にこんなに充実した区立の施設があることに、大変驚きました。

2日目は 体験が盛りだくさん。イスラム教の礼拝を体験し、ランチはイスラエル料理。午後はロシアのマトリョシカ作りに挑戦します。マトリョシカは、日本は箱根の入れ子人形にルーツがあるらしいです。ご存知でしたか?
そして旅の締めくくりはアフリカの人たちとの交流会であるADNJ Meet upに参加。ゼイヤーゼミならではのツアープランとなりました。

渡邉ゼミ「きらめく冬のドイツ旅〜クリスマスマーケットで感じる冬の魔法〜」

続いて登場した渡邉ゼミは楽しいお芝居仕立ての発表。3人の女子大学生が5日間、冬のドイツを旅します。単なるツアーガイドだけでなく、持ち物リストをはじめ旅のヒントや注意点まで、わかりやすく伝えてくれました。ミュンヘン、ロマンチック街道、フランクフルト、ケルン、そしてベルリンまで「mission」を達成しながらの楽しい旅が続きます。最後に登場したのは、なんと渡邉サンタ! 大盛り上がりの発表となりました。

第二部:グループ研究部門

田代ゼミ「青春18きっぷ×東横INN Z世代向けサブスクリプションのご提案」

田代ゼミは「Z世代(デジタルネイティブの16歳~29歳)×東横INN(全国各地に展開・安い・駅近)×青春18きっぷ(電車乗り放題・旅行に最適)×サブスク(手軽さ・予定の立てやすさ)」という学生ならでは視点を生かした研究を発表しました。メリット・デメリット、リスクや宣伝方法に至る細部まで検証し、学生時代に就活や推し活などで全国の東横INNを利用することで、卒業後も将来にわたっての「東横INNリピーター」を生み出すことを目指したプロジェクト。東横INNの社長はじめ、支配人やスタッフの方々にもプレゼンテーションさせていただけたとのこと、もしかしたら近い将来実現するかも!?

鮫島ゼミ「野沢温泉沼入れ隊~フィールド調査研究報告~」

最後は鮫島ゼミの「野沢温泉沼入れ隊」が野沢温泉村の「ツーリズム・ジェントリフィケーション」について発表しました。
「ジェントリフィケーション」とは「労働者階級から中間階級へと居住者階層が上方変動」することです。温泉とスキーで有名な野沢温泉村も、過疎化・外国人移住者の増加・観光需要の季節変動など多くの問題があります。鮫島ゼミでは村で合宿を行い、現地調査の中で9名の地元の方々にインタビューを実施しました。そして、降雪量の減少による冬季観光事業の不透明感、オフシーズンの地域課題とその対応策について考察を深め、自らの課題をゼミの後輩たちと共有しました。3年生は先輩のメッセージをしっかりと受け取って、次年度のゼミ活動をさらに充実させていくことでしょう。

  • 質疑応答の様子
    質疑応答の様子

アイデアにあふれた発表内容に引き込まれ、あっという間に時間が過ぎていきました。卒業を前に2年間のゼミ活動の集大成を発表する場を持てたことは、学生たちにとって一生の思い出となるとともに、そこで培われた課題発見力、解決力、プレゼンテーション力、そしてチームワークは今後の社会人人生でも大いに役立つことでしょう。そしてゼミ活動を引き継ぐ3年生にとっても、大いに刺激となったに違いありません。卒業する4年生には、心からのエールを送りたいと思います。


駒沢女子大学 観光文化学類では、学生一人ひとりが将来の進路を見据え、実践的な学びを通じて観光分野の多様な可能性に触れる機会を提供しています。

観光文化学類 松岡友子

  1. ※ 観光文化学部 観光文化学科の前身である人間総合学群 観光文化学類のカリキュラムを紹介しています。

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