ゼミ生が福井市の観光プロモーションに取り組みました<コマジョ福井市プロジェクト>
2024/11/26
観光文化学類 本間 准
福井市 越前海岸でのマリンアクティビティ体験の様子
駒沢女子大学 観光文化学類 本間ゼミで、福井県福井市の観光地域振興に取り組みました。本学と連携協定を締結している福井市との官学連携で、首都圏の若年層を対象に誘客を図る取り組みです。ゼミ生たちがあの手この手を繰り出し奮闘した様子を紹介します。※1
今年度活動の対象地域は福井県福井市です。前期の授業では主にマーケティング理論を援用し、ゼミ生同士のファシリテーションで地域の強みと弱みを分析しました。
ゼミでの様子(KJ法を活用したファシリテーション)
単に課題の解決策を机上で提案するだけでなく、実際にやってみるのがコマジョの観光文化ゼミです。ゼミ生たちは以下の3つの策を実践しました。
1.Instagramによるプロモーション
夏合宿でゼミ生が福井市へ足を運び、観光資源の魅力やアクティビティに挑戦した様子をゼミのInstagramアカウントに投稿しました。今年度からはGoProを活用したリール動画にもトライしています。
現地での活動の様子は「福井新聞」に取材いただきました。
いわゆるZ世代女子は旅マエの情報探索にInstagramを最も活用していることが、先行研究※2で明らかになっています。Instagramを活用した広報活動が、同世代への訴求に適していると考え実施しました。
Instagramゼミアカウント投稿からの抜粋 2024年11月参照
2.福井市ガイドマップの制作・配布
福井のおすすめスポットを紹介するガイドマップを新規で制作しています。
ゼミ生が掲載箇所を選定し、福井で各所を取材し画像の撮影および原稿の執筆をしました。こちらが制作中のガイドマップです。ゼミ生たちは慣れない編集に苦戦していますが、どうにか12月の納品を目指しています。
福井市ガイドマップ(制作中)
福井市ガイドマップ(制作中)
3.学園祭での福井ソースカツ屋台を出店
コマジョの学園祭「りんどう祭」にて、ゼミ生が福井名物ソースカツの模擬店「絶世美女軍団のソースカツ」を出店しました。
福井市のB級グルメソースカツは、市民の「ソウルフード」として親しまれています。しかしながら、首都圏ではまだあまり知られていないようです。そこでゼミ生たちは屋台を出店し実際に食べてもらうことで、その知名度をアップさせようと奮起しました。
商品は福井市の事業者様から仕入れ、「公式」の法被もお借りし着用しました。授業で学んだ損益計算書(P/L)を用いて計画を作成し、実践的に経営を学びました。ゼミ生たちが油にまみれ調理・販売した結果、りんどう祭の2日間で約500枚のソースカツを販売しました!
絶世美女軍団のソースカツ
P/Lを作成し実践的に経営を学びました*数値は黒塗加工しています
駒沢女子大学では、将来の進路選択を見据えた実践的な学びに取り組んでいます。
- ※1 観光文化学部 観光文化学科の前身である人間総合学群 観光文化学類のカリキュラムを紹介しています。