ANAエアポートサービスと産学連携で羽田空港研修を実施
2025/05/09
4月19日~20日、観光文化学類※の都内宿泊研修が開催されました。研修の目的は、都内観光資源の理解と学生相互および教員との懇親です。2年生全員と3年生の編入生が参加し、今後の学修意欲向上につながる内容となっています。
今回は、初日の羽田空港研修についてレポートします。
19日は羽田空港のANAエアポートサービス株式会社(以下ANAエアポートサービス)を訪問し、ANAエアポートサービスの業務の3本柱である「旅客サービス」「ランプサービス」「オペレーションマネジメント」の現場を見学しました。
会社説明の様子
旅客サービス部門では、にこやかにお客様に接するスタッフの方々の動きを見学しながら、国際線を含む各種サービスカウンターの説明などをしていただきました。
第2ターミナル国際線カウンター見学
立ち入り制限区域であるランプエリア(駐機場)では、貨物の積み込みやエンジンを間近で見学しただけでなく、バックできない飛行機を所定の位置まで押す「トーイングカー」に同乗したり、出発の飛行機をお見送りする「グッバイウェーブ」も体験しました。学生たちのお見送りに対して機内のお客さまが手を振り返してくださるのが見え、学生たちは大変感動していました。
ランプエリアでの見学
そしてオペレーションマネジメントエリアでは、たくさんのコンピュータ画面が並ぶ中、さまざまな部署と連携して空港と飛行機の運航を支える現場を見学しました。
最後に、ANAエアポートサービスで活躍する駒沢女子大学の先輩からお話を伺ったり、質問に答えていただくことができました。
先輩社員のお話
今年の空港での研修は午前と午後の2グループに分かれて実施したことによって、より詳しく濃密な研修となったように思います。学生たちには大変貴重な経験となっただけでなく、生き生きと活躍する先輩の姿から大きな刺激を受けたことでしょう。
午前午後の2回にわたり大変丁寧にご説明くださったANAエアポートサービスの皆さま方には、心より感謝申し上げます。
- ※ 「観光文化学科」の前身となる「人間総合学群 観光文化学類」のカリキュラムを紹介しています。