看護学部と協同学習を行いました!
2024/12/10
人により良い環境を作るためには人について深く考えて理解しなければなりません。そのためには建築・インテリアデザインだけでなくさまざまな分野の観点から人について考える必要があります。
住空間デザイン学類では、その第一歩として住空間デザイン入門Ⅱ(1年・後期)の授業で看護学部の1年生と「健康と環境」をテーマにした協同学習を行いました。※
授業では、先生から協同学習を実施する理由、健康と環境をテーマにした理由、そして健康と環境に関する説明を受けました。
その後、住空間デザイン学類の1年生と看護学部の1年生がグループになり、健康と環境について討論し、自由に意見を交わしました。その際に健康と環境に関する自分の意見を単語(または短い文章)で表現しました。グループのメンバーから提案された単語はその意味を基にグループ化し、メンバーの意見をまとめました(KJ法)。
最後に各グループがまとめた内容を用いて発表会を行い、グループ間で健康と環境に関する考えを共有しました。
発表会の終了後に住空間デザイン学類と看護学部の学生に今回の協同学習について率直な感想を聞いてみました。その一部を紹介します。
住空間デザイン学類の1年生の感想
- 普段、関わることのない看護学部の方と一緒にやってみて、視点や考え方が違ったり、専門的な意見を出してくれたりして、とても参考になりました。他の学科と協同学習することで、良い刺激をもらえたなと思いました。
- 普段の授業だけでは得ることができない知識をたくさん吸収することができました。一見、看護と住空間の共通点と言われると難しいですが、私たち人間が生きていく上でどちらの学科も大切なことを学んでいて、その2つの学科が話し合うことでさまざまな視点から意見を交換することができて、とても有意義な時間になったと思います。今後、またこういう機会があれば、積極的に活動していければいいと思います。
- 他学部の方と交流する機会はあまりなかったので、今回の協同学習を通してたくさん話し合うことができて良かったと思います。看護についても知ることができ、学びが多い時間でした。
今回の協同学習を通して、多彩な視点から「健康」と「環境」についてより深く考えて理解することができました。今後、さまざまな空間デザインを提案する際に役に立つ貴重な経験になりました。
関連リンク
看護学部も共同学習に関する記事を掲載しました。
- ※ 「空間デザイン学部 空間デザイン学科」の前身である「人間総合学群 住空間デザイン学類」のカリキュラムについて紹介しています。