コマジョデコール2025「わたしたちの居場所」3つの実施案を決定しました
2025/07/16
インテリアデザインコースの3年生が取り組む、新しい産学連携課題コマジョデコール2025が始まりました。大学キャンパスの室内に、廃棄予定の材料を用いて、学生たちが授業の合間や放課後に自由に使える、居心地のよい居場所をつくる課題です。
アンケート調査結果の発表会
廃棄予定の天板と箱脚を再利用します
提案に先立ち、グループワークにより、学生の居場所の使い方や過ごし方について、学生と教員へアンケート調査を行いました。その結果を踏まえ、学生が一人一案ずつ居場所のデザインを提案しました。
各自で考えたデザイン案の中間発表
最終プレゼンテーション講評会の様子
プレゼンテーション講評会では、学園理事長をはじめ大学職員の方々に大勢参加いただき、その後の審査・協議により3つの実施案を決定しました。今後は選定案の学生がリーダーとなり、建設会社との打ち合わせ、連携企業の緑山スタジオ・シティから材料提供の協力を経て、グループワークにより実際に制作を行っていきます。
夏休み明けには3つの居場所が完成する予定です。どうぞお楽しみに!
制作に向けてデザインの細部を検討します
制作に協力いただく建設会社との打合せ
選定作品
選定作品A:「Kakuregi」浅利 美悠
- 吹抜けと自然光を生かし、高さのある樹木のオブジェで空間に広がりを。
- 設置場所:講義館(2号館)2階廊下吹抜け下
講義館(2号館)2階廊下吹抜け下
「Kakuregi」検討模型(部分)
選定作品B:「Mellow」津田 凛穗
- 視線や気配を柔らかく遮る「塀」に囲まれた、ホッとできる「くぼみ」の場所。
- 設置場所:実験実習館(4号館)3階EV前ホール
実験実習館(4号館)3階EV前ホール
「Mellow」検討模型
選定作品C:「木陰 -KOKAGE-」齊藤 茜
- 外に見える緑の景色と調和した、木漏れ日が差し込むリフレッシュできる場所。
- 設置場所:八十周年館(16号館)4階東側ラウンジ
八十周年館(16号館)4階東側ラウンジ
「木陰 -KOKAGE-」検討模型