「2024年度 卒業研究 前期発表会」を開催しました

住空間デザイン学類では、4年生のときに大学での学びの集大成として「卒業研究」を行います。「卒業研究」では、建築とインテリアの観点から社会を観察し、人間にとってより良い環境を作るための改善策を、設計や研究などを通して提案します。「卒業研究」は1年間を通して行う授業で、進捗状況の確認およびアイデアの共有を目的に、3回の発表会(前期発表会、作業報告会、合評会)を行います。

7月20日(土)に第1回目の前期発表会が行われました。この発表会では、主に研究テーマの選定理由およびその背景、研究方法、研究の年間スケジュールを発表します。

今年は町の魅力を宣伝することに焦点を当てた「町おこし」、農業を活用した「地方創生」、多文化共生を図った「団地の再利用」、現代人の心理特性を考慮した「居場所づくり」、人口の減少による廃校の増加に焦点を当てた「廃校の再利用」などの社会問題を分析し、建築・インテリアの観点から解決策を考える研究テーマがありました。

一方、海外ドラマの舞台デザインを対象に登場人物の性格、ライフスタイルと空間デザインの関係を検討するもの、神様と人・人と人・人と場所の結び(関係)について検討するもの、フェイクフードを活用した空間デザイン、使えなくなった布を活用した空間デザインなどの研究テーマもありました。

これらの研究テーマを見て学生は社会の流れを真剣に勉強し、より良い社会を作るために何をすべきかについて深く考えていることが分かり、素晴らしく思いました。

学生発表と質疑応答の様子

  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子
  • 学生発表と質疑応答の様子

学生はこれから発表会で先生方からいただいたアドバイスをもとにより詳しく調査を行い、自分の研究を発展させます。その成果は夏休み明けの9月28日(土)に開催される作業報告会で発表する予定です。報告会の終了後にまたその様子をお伝えします。

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