第47回学生設計優秀作品展(レモン展)に出展しました
2024/09/17
2024年3月卒業 信岡明希さん(リフォーム会社勤務)
「第47回学生設計優秀作品展 -建築・都市・環境-(レモン展※1)」が2024年8月に開催され、3月に卒業した信岡明希さんが本学代表として卒業制作「団地でただいま。」を出展しました。社会人生活スタートから約半年経った信岡さんに、レモン展のことや仕事のことなどについてインタビューしました。※2
Q.卒業制作「団地でただいま。」はどんなコンセプトですか?
信岡:団地再生のコンセプトは「団地をファミリー化」です。団地全体を大きな家、住人を大きなファミリーとして捉え、団地のあらゆる所に自分の居場所・よりどころとなる場を作ります。外部空間の新たな活用方法と新しい「家」「家族」のカタチの2つを通して新しい団地のあり方を提案しました。
Q.レモン展への出展を通して感じたことは?
信岡:レモン展への準備を通して改めて自分の卒業制作を客観的に見返すいい機会になりました。また、会場にはさまざまな大学から集まった大作が並び、卒業制作にかけた思いや費やしたであろうたくさんの時間などを、作品を通して感じることができました。
Q.卒業制作を振り返って、楽しかったことや苦労したこと、頑張ったことは?
信岡:団地について考えて、悩んで、を繰り返した1年でした。時には全て投げ出したいと思うこともたくさんありましたが、卒業制作を共に頑張っている友人に助けられて、最後までやり抜くことができたと思います。全ての過程が大変であり、楽しかったです。
Q.信岡さんはリフォーム会社に就職しましたが、社会人1年目、仕事はどうですか?
信岡:毎日が新しい挑戦の連続で、とても刺激的な日々を送っています。分からないこと、できないことの方が多く、現状の自分に対して悔しく思うこともありますが、これからは伸びしろしかないと言い聞かせて頑張っています。
Q.最後に、後輩へメッセージをお願いします。
信岡:大学は最後の学生生活になる人も少なくないと思います。何でもやったもん勝ちだと思います。ぜひ、新たな挑戦や少しばかりの無茶も楽しんでください。今しかできないことを全力で楽しんでください。
- ※1 「レモン展」は、1978年からレモン画翠が主催する、大学・専門学校建築科の卒業設計から優秀作品を展示する卒業設計作品展です。
- ※2 本内容は、空間デザイン学科の前身である住空間デザイン学類の卒業生について紹介しています。