保育実習Ⅰが終了しました

保育科1年生の初めての保育実習が終了しました。10月20日(火)から11月2日(月)までの2週間、学生たちは公立保育所での実習に取り組みました。多くの保育所では保護者のニーズに合わせて早朝保育、延長保育を行っており、たくさんの学生たちが早番、遅番を経験しました。遅番では、暗くなり一人ひとりと子どもたちがお迎えに来た保護者と帰っていく中、まだお迎えが来ない子どもたちに対する先生たちの配慮の仕方や声掛けなども勉強になったようです。また、先生として絵本や紙芝居を読んだり、手遊びをしたりする機会をいただき、子どもたちの反応を目のあたりにできたことも大きな収穫だったことでしょう。
秋の園行事が目白押しの時期だったため、おいも掘り、焼きいも、園庭の柿とり、遠足、運動会、秋を探しながらのお散歩など、実習園での行事に参加することができた学生も多くいました。当日のお手伝いだけでなく、準備にも取り組むことを通して、その大切さや大変さ、保育士は子どもの命を預かる職業であることを身にしみて感じたようです。
実習を終えて大学に戻った1年生たちは、今、実習巡回指導をしてくださった先生方へのお礼と報告のため、昼休みや放課後に研究室を訪れています。「実習日誌に時間がかかって睡眠時間4時間でがんばりました」「厳しい指導でつらかったけど乗り切りました」「緊張が解けて実習が終わった途端に風邪をひきました」「子どもたちはかわいかったです」など、明るい報告の声と、少し大人になった学生たちの笑顔が研究室にあふれています。

  • 実習風景①
    実習風景①
  • 実習風景②
    実習風景②

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