保育科1年生「教育実習」特別講演会『子どもを育てる保育者の“こころ”』(駒沢女子短期大学付属こまざわ幼稚園 副園長 水野美佳先生)

4月28日(木)、教育実習(1年)の講義の中で、本学の付属こまざわ幼稚園・副園長・水野美佳先生にご講演いただきました。保育現場でご活躍されている先生から『子どもを育てる保育者の“こころ”』についてお話を伺うことは、はじめて実習を行う1年生にとってとても貴重な機会となりました。
水野先生は、ご自身が学生の頃に書かれた実習日誌をお読みになりながら、保育者の使命感や望まれる姿(こころ)についてお話しくださいました。保育者が、子どもから「信頼できる人・憧れる人」になるためには、子どものことをいつも考え、子どものために一生懸命になることが大切であり、また人格を形成する大事な時期に「子どもの育ちに携わる人・子どもの力を引き出す人」であるためには、プロとしての意識をもって、子どもの発達や保育技術などの保育の専門性を高める努力が重要だとお話しくださいました。ただ「子どもが好き」という気持ちだけではなく、子どもの命を預かる者として、そして、子どもを育てる者としての心構えについてのお話は、保育者を目指す学生の“こころ”にも確かに響くものでした。
保育科1年生は、5月中旬から7月上旬までの期間、複数のグループに分かれて1週間の教育実習を行います。こまざわ幼稚園をはじめとして、短期大学の近隣にある幼稚園にもご協力をいただきながら保育者の“こころ”の体得を目指します。水野先生のご講演に溢れる想いをしっかり受け止め、今回の実習を通して一人の保育者としての道を歩み出していきます。

  • 凛とした声と笑顔でご講演される水野先生
    凛とした声と笑顔でご講演される水野先生
  • 水野先生のお話を熱心に書き留める学生たち
    水野先生のお話を熱心に書き留める学生たち

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