看護学部1年生 基礎ゼミⅠの授業風景(プレゼンテーション)

「大学での学び方」を学ぶ1年前期の授業科目「基礎ゼミⅠ」は、1グループの人数7~8名を教員2名が担当し、4月8日に和気あいあいとしたオリエンテーションからスタートしました。

さて、その後に待っていたものは……?

テキストを使用しながら、課題について自分の意見を発表し、メンバーとディスカッションをし内容を深める回と、「自己の問い」から文献を検索し、その成果をまとめてプレゼンテーションを行う緊張する回でした。

プレゼンテーションは、2グループ合同発表会とし、1人10分の持ち時間で2回に分けて行いました。30分ずつでしたが全ての発表会場に参加しましたので、プレゼンテーションの様子を紹介します。

まず驚いたのは、発表のテーマ(つまり「自己の問い」)が多岐にわたっていたことでした。医療や看護、環境問題、香り、音楽、恋愛等々と実にさまざまであり、PowerPointの作成も参加者に伝えたいことの要点が簡潔に上手にまとめられていました。質疑応答は、なかなか鋭い質問や次の課題につながる質問、感想などがあり、思っていた以上に活発に行われていました。とても有意義な時間でした。

発表方法は、学生の個性が出ており、参加者を引き込んで発表している学生、手元の資料に忠実に発表している学生などさまざまでした。一人ひとりが、一生懸命取り組んだ様子が伝わってきました。

  • 発表者の様子
    発表者の様子
  • 発表者の様子
    発表者の様子

また、聞いている学生の座り方にもグループの特徴があり、グループワークのように各自の顔が見える配置や、講義形式の配置がありました。グループによっては、優秀賞を投票で決めるグループもあったようです。

  • お互いの顔が見える配置の会場
    お互いの顔が見える配置の会場
  • 講義形式の配置の会場
    講義形式の配置の会場

7月21日に全15回の基礎ゼミⅠが終わりました。後期には基礎ゼミⅡがあり、基礎ゼミⅠで学んだことと実際を関連づけられるように、4年生の看護研究発表会に参加する機会を設けています。

一つずつ確実に積み上げ、広げていけるよう頑張りましょう。そして、「学ぶ」ということを大いに楽しむことを期待しています。

文責:髙橋 泉

ボイス :新着投稿