ライブ配信によるオープンキャンパス

看護学部 基礎看護学 安藤郁子

7月25日(土)にオープンキャンパス遠隔型を開催しました。第1回目の6月13日(土)には動画配信による学科紹介を学部長の豊田淑恵教授が行い、今回は、「基礎看護学」における学びのpointや授業の内容を紹介しました。

例年であれば、来校者の皆様に実際の教員が行う看護技術を目の前で見ていただき、看護技術のダイナミックさと繊細さを感じていただけるのですが、コロナ禍の影響で、残念ながら、遠隔ライブ配信という形での開催になりました。基礎看護学は、看護学の基盤・土台となる理論や技術について学修・研究する学問領域です。看護学の基礎となる分野のため、「①行動の根拠を問い続ける」「②批判的思考と主体的に学び続ける習慣を身につける」「③試行錯誤できる学修風土作り」の3点を大切にしています。

今回のオープンキャンパスのライブ配信では、その中でも、「①行動の根拠を問い続ける」をテーマに「血圧測定」を取り上げました。物理学的な根拠に基づいたマンシェットの巻き方、解剖生理学的な根拠に基づいたマンシェットを巻く位置とその理由について、写真に納めた実際の測定場面を示しながら、お伝えしました。参加した皆様、いかがだったでしょうか? 参加者の皆様の中からは、「直接大学に足を運んで大学の様子や在校生の話を聞くことを楽しみにしていた」という意見が寄せられていました。一日も早く、駒沢女子大学にお越しいただき、私たちの「看護学部」を直接見ていただける日が来ることを楽しみにしています。

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