「基礎看護学実習Ⅱに向けての会」を開催しました。

2年生は1月末から2週間の予定で、「基礎看護学実習Ⅱ」を履修します。基礎看護学実習Ⅱと言えば、初めて本格的に看護展開を経験する重要な実習です。本来であれば、1年次に基礎看護学実習Ⅰを終え、基礎看護学実習Ⅱに向かうのですが、残念ながらこの学年はコロナ禍の影響で、1年次の病院実習を行うことができず、やむなく学内で代替え実習を行いました。そのため、初めての本格的な実習を前に、不安な気持ちでいっぱいな学生たちの不安を少しでも軽減できればという思いで、先輩との交流の機会をもてるよう「基礎看護学実習Ⅱに向けて」の会を開催しました。

不安を軽減するためには、まずは知ること・イメージできることが重要です。今回は、8月にすべての実習を終えた4年生5名(有志)にお手伝いいただきました。

まず、「実習とはどんな学習なのか」について、4年生の代表者1名から参加者全員に向けた説明をしてもらいました。この説明では、2年生から事前に質問のあった「実習の心構え」「準備の大切さ」「1日の過ごし方」などを中心に、パワーポイントを使って丁寧な説明がされました。さらに、実習という大切な時間を少しでも有意義に過ごすことができるよう、学習方法やストレス発散の方法、体力を保持するための工夫など、自分の体験を交えたちょっとしたコツを話をしてくれました。

  • たくさんの2年生が参加しました。
    たくさんの2年生が参加しました。
  • グループ説明会 実習で使用する資料の説明もしてくれました。
    グループ説明会
    実習で使用する資料の説明もしてくれました。

全体への説明のあと、グループに分かれて、4年生に気軽に質問できる時間を作りました。コロナ禍の影響で、先輩と交流する機会のなかった2年生は、先輩からのアドバイスを真剣に聞き、ノート一杯にメモをとりながら、いつまでも話が尽きない会となりました。

2年生からは、先輩からたくさん話を聞くことができた満足感と、実習への期待と希望を感じることができたという声が多く聞かれました。また、4年生からは、「やっと先輩らしいことができた」という喜びの声が聞かれました。
快く協力してくれた4年生の皆さま、本当にありがとうございました!
(引き続き国家試験の勉強頑張ってください!!)

会の主催:2年生アドバイザー教員+学生支援部会(文責:長嶋 祐子)

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