「栄養士実力認定試験」を受験しました
2015/12/15
2015年12月13日(日)午前10時から、本学科3年生が「栄養士実力認定試験」を受験しました。この試験は、一般社団法人全国栄養士養成施設協会が栄養士・管理栄養士の養成施設の学生や卒業生を対象として全国的に実施している試験で、毎年12月10日に直近の日曜日に実施されています。
試験科目は、公衆衛生学、社会福祉概論、解剖・生理学、生化学、食品学総論、食品学各論(食品加工学を含む)、食品衛生学、栄養学総論、栄養学各論(応用栄養学)、臨床栄養学概論、栄養指導論、公衆栄養学概論、調理学(実習を含む)、給食管理論(給食計画論、給食実務論を含む)と、栄養士に必要とされる専門科目全般に及びます。これらの分野から五肢択一問題が合計80問出題され、これを120分間で解答します。
試験結果は1月下旬に通知され、その成績にしたがって3月上旬には以下のいずれかの認定証が受験者に交付されます。
認定証A:栄養士として必要な知識・技術に優れていると認められた者
認定証B:栄養士として必要な知識・技術のあと一歩の向上を期待する者
認定証C:栄養士としての知識・技術が不十分で、更に研鑽を必要とする者
本学科では、「栄養士実力認定試験」の受験を義務付けてはいませんが、次のような理由により、3年生に受験することを推奨しています。
- 栄養士に必要とされる専門知識が総合的に修得されているかどうかを確認する。
- 科目ごとの得点から、知識が不足している分野を確認する。この分野については、卒業までに知識を補うよう努力する。
- 出題される分野が管理栄養士国家試験と重なるため、国家試験受験準備の一環とする。
今年は3年生63名が受験しました。ぜひこの機会を生かして、栄養士・管理栄養士としての専門知識の修得を確実なものとするよう期待しています。