第21回りんどう祭に8団体が参加しました

2015年10月17日(土)、18日(日)の2日間にわたって、第21回りんどう祭(学園祭)がおこなわれました。健康栄養学科では1年生の各基礎ゼミ(5グループ)と2年生有志(1グループ)がそれぞれ模擬店を出店し、また4年生の卒業研究を中心としたグループで展示ブースの出展(1グループ)ならびに模擬店の出店(1グループ)を行いました。これらの内容の一部を紹介します。

1年生基礎ゼミ

チーズ春巻き(岡田ゼミ)、ベーグル(篠原ゼミ)、シャカシャカポテト/ソフトドリンク(芝山ゼミ)、団子(三浦ゼミ)、タコス(吉野ゼミ)

1年生は初めての学園祭参加だったため、わからないことも多かったようですが、各ゼミの学園祭委員がしっかりと指揮をとり、他のゼミのメンバーも積極的に協力することにより、初めてのりんどう祭を盛り上げてくれました。以下の学生の感想からも、りんどう祭を楽しむことができ、参加して良かったという気持ちが伝わりました。特に基礎ゼミ学生間の団結力が強まったことがよくわかりました。

  • 1年生基礎ゼミ
  • 1年生基礎ゼミ

1年生の感想

上記の感想の他にも、「来年もぜひ参加したい」という学生が沢山いました。

4年生卒業研究

栄養・食生活に関する展示(曽我部研究室)

健康栄養学科では、様々な食育活動を実施しております。今回は、大学学園祭であるりんどう祭で、オリジナル食育キャラクターである「菜sai(さいさい)フレンズ」のクイズ・スタンプラリーを行いました。このクイズ・スタンプラリーは、6月の食育全国大会でもブース出展し、多くの方にご参加いただきました。この企画の目的は、参加していただいた方に栄養素について改めて考えることで、食生活の見直しや改善につなげていただくことです。

ブースの企画は、曽我部研究室の4年生が卒業研究の一環として検討しました。スタンプを押す冊子には、野菜に多く含まれている栄養素についての働き、その栄養素を多く含む食品などについて、穴埋め形式のクイズを載せました。ブース内のポスターをじっくりと読んでいただくと、答えがわかるようになっています。

小さなお子様が参加してくださった場合は、学生がスタンプを押すのを手伝ったり、ポスターの内容をわかりやすく説明したりしました。「菜sai(さいさい)フレンズ」のキャラクターはかわいいとお子様にも評判でした。また、大人の方からも栄養素について改めて考える機会になったとお褒めいただくこともありました。

健康栄養学科では、今回のような食育活動を年に何回も行っています。次回は来年(2016年)2月のたま食育フェスタに出展する予定です。

  • 4年生卒業研究
  • 4年生卒業研究

キウイフルーツジャム(西山研究室)

卒業研究では、キウイフルーツの果実特性を生かしたジャムの作製を試行しました。果肉を大き目に残し、煮詰める時間も短く抑え、糖度を40度前後に調整することによって、キウイフルーツ本来の味と香りを保ったジャムを完成させました。製造後に95℃、20分間の滅菌処理を行い密栓した結果、半年以上の常温保存が可能な製品となりました。さらに、市販品と同等の仕上がりにするためにキャップシールを装着し、また、ラベルにはきれいにはがせる耐水性のホワイトフィルムを用いました。

今回は学園祭での模擬販売だったため、粗利益が0円となるような価格設定を行いました。原価計算を詳細に行った結果、180g入り1ビンを300円で販売することとしました。原価全体において果実代の占める割合が最も大きいことや、どうすればその原価が抑えられるかなど、模擬販売の場を利用することによって、普段は気づかない様々なことを勉強することができました。

学園祭の模擬販売では、両日とも午前中に完売することができました。ご購入いただきました皆様に感謝申し上げます。また、せっかくおいでいただきましたのに、売り切れのためご迷惑をおかけした皆様にお詫び申し上げます。

  • キウイフルーツジャム(西山研究室)
  • キウイフルーツジャム(西山研究室)

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