第10回全国食育推進大会に出展しました

内閣府と墨田区が主催する第10回全国食育推進大会が、平成27年6月20日(土)と21日(日)の両日にわたって、東京都墨田区の墨田区総合体育館および錦糸公園ふれあい広場で開催されました。

健康栄養学科の学生有志が本学科教員とともに、両日とも駒沢女子大学のブースを出展し、本学科のオリジナル食育キャラクターである「菜sai(さいさい)フレンズ」のクイズ・スタンプラリーを行いました。目的は、主として小さな子どもとその親御さんを対象として、栄養素や食事の内容に興味をもってもらい、食生活の見直しや改善につなげていただくことです。

ブースでは、参加した子どもたちに栄養素クイズの冊子を渡し、そのクイズをポスターを読みながら解いてもらいました。参加者の年齢や理解度に応じて、学生が一緒に回ったり、適宜栄養素の説明を加えたりもしました。それぞれのクイズを解くたびに、オリジナル食育キャラクターのスタンプを押し、スタンプラリーを楽しみながらカルシウムや鉄、ビタミンCなどの栄養素についての知識を身に付けてもらえるように工夫してあります。そして最後は、冊子のチェックシートに貼るシールも配布しました。これは、野菜を食べた日に貼るためのシールで、なるべく毎日野菜を食べてもらうために考案したものです。なお、クイズやポスターなどブースの内容検討は、曽我部研究室の4年生が卒業研究の一環として作成しました。

子どもたちは一生懸命クイズに挑戦してくれて、うれしそうにスタンプを押す姿がみられました。シールも可愛いと、とても好評でした。また、大人の方々も子どもたちと同様にポスターを読みながらクイズを解いてもらいました。栄養素の働きについて興味をもっている人が多く、普段から疑問に思っていることなどを質問されることが多かったため、学生にとっては実践的な勉強の場となったようです。

  • ブースでのクイズ・スタンプラリー
  • ブースでのクイズ・スタンプラリー
    ブースでのクイズ・スタンプラリー

ブースでの活動とは別に、体験広場でのミニステージも担当しました。ステージでは、「菜sai(さいさい)フレンズ」のパペットを使用したクイズを行いました。パペットは可愛いと好評で、子どもたちは楽しそうにクイズに答えてくれました。

健康栄養学科では、今回のような食育活動を年に何回も行っています。今回の活動も、食育を推進するという社会貢献を行いながら、大学での学びを確認し、管理栄養士としての実践力を高める良い機会となりました。

  • 体験広場でのミニステージ
    体験広場でのミニステージ

参加した学生の感想

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