防災教室に参加しました
-健康栄養相談室における学生参画活動(2025年度)-
2025/07/04
健康栄養学科の学生は本学に設置されている駒沢女子大学健康栄養相談室のさまざまな事業に学生ボランティア(かんたま:管理栄養士のたまご)として参加しています。
2025年5月24日(土)、稲城市防災課との連携企画として、市民の皆さまを対象とした「防災教室~稲城の防災&非常時の食事~」が開催されました。当日はかんたまの学生ボランティアも参加し、試食メニューの調理や会場運営の補助に携わりました。
防災講話では、稲城市防災課のご担当者より、稲城市における防災の取り組みや、日頃から身につけておくべき知識、備蓄品リストなどについて、資料を用いてわかりやすくご説明いただきました。
防災についての講話
当日の試食メニューの調理
非常時の食事については、栄養バランスを考慮したローリングストック食品の選び方や、それらを活用したメニューの試食も行われました。
ローリングストック食品の組み合わせや備蓄品の紹介
試食メニューを配膳している様子
参加された方々からは多くの質問があり、「普段の備えを見直す良いきっかけになった」「帰宅後すぐに自宅の備蓄品の確認をします」などの声も聞かれ、大変有意義な時間となりました。
参加した学生の感想
今回の防災教室では、地域の方々と交流しながら、非常時に備えたローリングストックの商品紹介や活用方法について学びました。防災食では主食が多く、副菜などの野菜が不足しがちになることも教えていただき、大変参考になりました。
私は、乾燥したマッシュポテトの素と乾燥ネギをお湯で戻して作るポテトサラダを調理・提供させていただきました。実際に食べてみると防災食とは思えないほどおいしく、参加者の方々からも好評でした。普段の料理の1品としても満足感があり、防災食のイメージが大きく変わり、驚きました。
この防災教室を通じて、災害時に備えて日頃から防災食を備蓄し、賞味期限が近づいたら無理なく消費するローリングストックの考え方がより浸透していくとよいと感じました。
防災課防災係のご担当者とかんたまの学生