健康栄養学科の健康料理レシピ 【きくらげとねぎの卵炒め】
2022/12/13
松森慎悟准教授(管理栄養士)
中華料理や沖縄料理のイメージがあるきくらげは、主に中国や台湾産の乾燥品が出回っていますが、最近はスーパーの野菜売り場で生の国産品が見られるようになりました。きくらげは、不足しがちな食物繊維やビタミンD、カリウムを多く含み、家庭料理でも取り入れたい食材です。
今回は中華料理の定番「きくらげとねぎの卵炒め」をご紹介します。大きめに切ったねぎは弱火で火を通し、旬を迎えたねぎの甘みを味わいましょう。生きくらげを使うと乾燥きくらげとは違う食感を楽しめるので、ぜひ作ってみてください。
【きくらげとねぎの卵炒め】
(栄養価1人分…できあがりの1/2量)エネルギー 191kcal/たんぱく質:7.2g/脂質:15.4g/炭水化物:4.9g/鉄:0.8mg/亜鉛:1.0mg/レチノール活性当量:56㎍/ビタミンD:3.6㎍/ビタミンB1:0.16mg/ビタミンB2:0.17mg/ビタミンB12:0.4㎍/食塩相当量:0.4g
材料(2人分)
- 玉ねぎ ───── 200g
- 長ねぎ ───── 1本
- 卵 ─────── 1個
- 豚薄切り肉 ─── 40g
- 乾燥きくらげ ── 5g(または生50g)
- 紹興酒(または酒) 大さじ2
- ごま油 ───── 大さじ1と1/2
- 顆粒中華だし ── 小さじ1/2
- 塩こしょう ─── 少々
材料(2人分)
- 玉ねぎ ───── 200g
- 長ねぎ ───── 1本
- 卵 ─────── 1個
- 豚薄切り肉 ─── 40g
- 乾燥きくらげ ── 5g(または生50g)
- 紹興酒(または酒) 大さじ2
- ごま油 ───── 大さじ1と1/2
- 顆粒中華だし ── 小さじ1/2
- 塩こしょう ─── 少々
作り方
- ねぎは大きめの斜め薄切り、肉と戻したきくらげは一口大に切り(写真1)、卵は溶いておく。
- フライパンにごま油大さじ1を熱し、ねぎを弱火で少し焦げ目がつく程度焼いて(写真2)、取り出す。
- 中火にして卵を入れ、半熟に火を通し、取り出す。
- 肉を炒め、塩こしょうで調味し、きくらげを入れて1分程炒める(写真3)。
- ねぎ、紹興酒、顆粒中華だしの順に加えて炒める。
- 卵を加えてほぐし炒め、残りのごま油を加える(写真4)。
きくらげの独特な食感と、旬を迎えたねぎの甘みを味わう一品です!