第5回オープンキャンパス報告

7月20日に開催された今年度第5回目のオープンキャンパスには、教室がいっぱいになるほど大勢の高校生とご家族をお迎えしました。まず、観光文化学類が何をめざし、どのような学びができるのか、さらに4月に行われた宿泊・バスツアー研修について、加藤学類長から説明がありました。

体験授業は元外交官の杉野知恵先生による「あなたの『多分』知らないパスポートの世界」です。前の机にずらりと並べられた10冊以上のパスポート、その全てが杉野先生の使ったものです。パスポートには通常の「一般旅券」のほかに、政治家や外交官が使い、官職(Official Status)の書かれた「公用旅券」「外交旅券」、さらに渡航先が制限され、帰国したときに効力(Validity)を失う「一次旅券」があります。

ビザとパスポートの違いは? 日本のパスポートが「世界最強」なのはなぜ?日本人が海外で紛失するパスポートの割合は? などクイズ形式を交えて、授業は楽しく進められました。ちなみに、日本のパスポートが世界最強なのは、ビザ(査証)なしで行ける国・地域が189もあり、シンガポールと並んで世界最多だからです。つまり、日本人は世界で信頼されていて、それだけ日本のパスポートは価値があるものなのです。

知らないことだらけのパスポートの世界についての体験授業は驚きの連続でした。杉野先生は観光文化学類の専門科目「観光の英語」も担当しており、時折英語の表現の説明も交え、面白くためになる授業となりました。

その後の個別相談にも行列ができ、熱心な質問が続きました。参加した方々からは、「パスポートについて新しい知識を得ることができました。パスポートが国のものだと知って、驚きです。杉野先生の授業はユーモアがあって、楽しく受けることができました」「日本が海外から信頼されているということが分かりました。とても分かりやすい授業で、興味深く聞きました」「今パスポートはもっていないのですが、パスポートについて詳しく知ることができ、日本のパスポートの重要性を知れました。新しいデザインのパスポートが楽しみです」「パスポートについて、世界のことや日本のことがたくさん学べました。知らないことばかりだったので、とても楽しかったです。もっとたくさん世界のことを知りたいと思いました」といった感想が聞かれました。

ご参加くださった皆様、どうもありがとうございました。今後のオープンキャンパスでも様々な体験授業を用意しています。ご参加をお待ちしています

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