インターンシップ実習からハウステンボス内定へ

観光文化学類のカリキュラムでは、実務家ゲスト講師による授業をはじめ、数々の実務論やインターンシップ実習を充実させ、学生の専門力・実践力の向上を目指しています。企業との連携も重視しており、ハウステンボス株式会社とは、2020年から毎年「観光文化入門Ⅱ」の授業に坂口克彦社長をお招きし、テーマパーク業界について講義を行っていただいているほか、インターンシップ実習で学生を受け入れていただいています。授業がきっかけで、ハウステンボスでのインターンシップ実習への参加を希望する学生もいます。第1希望であるハウステンボス株式会社への就職内定を勝ち取った観光文化学類4年の篠宮うららさんに話を伺いました。

Q ハウステンボスへの就職を希望するようになったのはいつ頃ですか。

2年生の春季に参加したインターンシップ実習がきっかけです。そのときのインターンシップはオンラインだったのですが、現地からのライブ映像などもあって楽しいものでした。また、3年生の夏季に対面で受けられるということでハウステンボスのインターンシップを再度希望しましたが、急きょこれもオンラインになってしまいました。ただ、このときの参加学生は2人だけだったので、とても内容の濃いインターンシップ実習となり、なんとしてもハウステンボスで働きたいと思うようになりました。

Q ハウステンボスへの就職を希望した理由を教えてください。

企業理念と働き方に対しての姿勢が私の考えと同じだと思いました。私にとって仕事とは嫌々ながらやるものではなく、楽しみながらやるものです。ハウステンボスでの仕事はまさに楽しみながらできるものだと思いました。また、テーマパークのみならず、ホテルやレストランなど多種多様な職種があり、職種の希望が出せるのも魅力的に思いました。

Q それらの職種はいずれも接客に関連すると思いますが、もともと接客は好きだったのですか。

アルバイトはテイクアウト専門の飲食店でやっていたのですが、そこで接客は自分に向いていると思っていました。でもそのアルバイト先は限られたお客様がいらっしゃるお店です。ハウステンボスは老若男女あらゆる世代のお客様がいらっしゃるので、より自分も楽しめますし、喜んでいただけるお客様も多いのでやりがいがあると思います。

Q ハウステンボスに照準を定めたあと、どのような準備をしましたか。

接客の技術が磨けるようにアルバイト先をテイクアウト専門店ではなく普通のレストランに変えました。そして、3年生の春休みに実際にハウステンボスに行って宿泊もしてきました。それまではホテル業には興味なかったのですが、ハウステンボスのホテルに泊まったら、ホテル業にも興味が湧いてきて、いまではホテルでも働いてみたいと思うようになりました。

Q 就職活動はどのように進めましたか。

マイナビでハウステンボスを探して応募しました。エントリーシートを送って書類審査に受かり、その後オンラインで面接でした。面接は2回あり、第1次面接は雑談みたいな感じで終わりましたが、私がインターンシップに参加したことはご存じでした。レストランでアルバイトを始めたこともお話ししました。第2次面接では先方は2名の男性で、学生も2名でした。でも緊張してまったく話せなくて落ちたと思っていたのですが、その後、内定のご連絡をいただきました。

Q 後輩にアドバイスをひと言どうぞ。

インターンシップ実習は絶対に行ったほうがいいです。私は人生が変わりました(笑)。学類にはいろいろな授業もあるので積極的に履修することをお勧めします。自分が刺激を受けるチャンスはどこにあるのかわかりません。ハウステンボスに就職したい人は現地に行くべきだと思います。

  • 内定式のときの記念撮影
    内定式のときの記念撮影
  • ハウステンボス園内の様子
    ハウステンボス園内の様子

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