世界遺産検定2級合格者インタビュー
2022/08/01
観光文化学類では、学生にさまざまな資格取得を勧めています。世界遺産検定は受験する学生も多く、学修支援センターで試験対策講座を開講するなど、万全の体制でサポートしています。2018年~2021年までの累計で本学より2級に33名、3級に64名の合格者が出ています。2021年の世界遺産検定2級に見事合格した住吉梓さんに話を伺ってみました。
観光文化学類3年生 住吉 梓さん(神奈川県立綾瀬高等学校出身)
Q 合格した世界遺産検定とはどのような資格ですか。
世界遺産検定は、人類共通の財産・宝物である世界遺産を通して、国際的な教養を身に付け、持続可能な社会の発展に寄与する人材の育成を目指した検定です。あまり馴染みのない検定のように思われるかもしれませんが、芸能人の方も多数受けられている人気の検定です。
試験直後に自己採点をした時には何問か正解できなかった問題があったので不安でしたが、合格通知が来たときはとてもうれしかったです。
Q なぜ受験をしようと思ったのですか。
大学に入り観光について学んでゆくなかで、知らない遺産が世界にはたくさんあることを知りました。有名な世界遺産はいくつか知っていましたが、初めて聞く名前の国の世界遺産や、国をまたいでいる世界遺産などがあることを知り、もっと勉強したいという思いからこの検定を受験しました。
Q 世界遺産検定はどのような試験ですか。
出題対象は日本の全遺産に加え、級が上がるごとに世界の遺産の対象件数が増えていきます。
出題分野は大きく4つに分かれており、「世界遺産の基礎知識」「日本の遺産」「世界の遺産」「その他」です。私が受験した2級は、日本の全遺産と世界の遺産300件が出題対象になります。合格基準点は6割以上、問題数は60問で選択式です。3級よりも2級の方が世界の遺産に関する問題の比率が高くなります。
Q 合格に向けてどれくらいの期間でどのような学習をしましたか。
使った教材は世界遺産検定事務局が出している公式のテキストです。基本は公式のテキストを使って勉強し、平行して過去問題集も解いていました。加えて、本学の学修支援センターが実施した検定対策講座を受講しました。
また、Googleマップも使っていました。地図の問題が出ると考え位置関係を知り、「ストリートビュー」でその世界遺産の前に立つことで視覚から記憶しようとしました。
Q これから受験する学生にアドバイスをお願いします。
この検定を受験した後のあなたは、きっと旅行に行きたくてたまらなくなっています! 旅行の計画を立てるように勉強してみるのも一つの方法です。ぜひ頑張ってください!