韓流から学ぶ「異文化コミュニケーション」― 体験授業

観光文化学類では、インタビュー形式で専任教員による担当科目の紹介をしています。次回オープンキャンパスでの体験授業の案内もありますので、ぜひご覧ください。第6回は張景泰先生による「海外観光資源研究」です。

質問1:先生の自己紹介をお願いします。

観光文化学類長の張と申します。
授業では「観光学」、「ホスピタリティ概論」、「観光の韓国語」などの講義科目と、「国内旅行研修」、「海外旅行研修」、「海外インターンシップ」などの実習科目を担当しています。
大学では観光経営学を学び、修士・博士課程では、リゾートをテーマに観光地域の変容を中心に研究を行っていました。観光学の専門家であり、異文化コミュニケーションについても研究を行っています。

質問2:紹介する科目の目的と特長を教えてください。

本講義では、韓国の歴史・自然・社会などを中心に韓国の地誌的な知識の理解を深めると同時に、日韓文化の相違点・共通点について学ぶことを目的としています。さらに観光資源に関する基礎的な知識と専門的な知識を修得することに授業の重点をおいています。異なる文化的背景をもつ人との接し方について解説するのが本講義の特徴です。授業では異文化間コミュニケーションでの重要な点として、まずは自国の文化を理解すること、そしてそれを相手が理解できるように説明することの大切さを伝えています。それと同時に他国の文化について理解を深める努力が必要です。異なる文化を体験し、お互いの立場・文化を理解することが重要で、その手法の一部を学んでいただきます。

質問3:授業ではどんな工夫をしていますか。

朝鮮半島の観光資源(歴史、地理、地形、文化など)や政治と経済などの状況について現場映像を交えながら紹介して、受講生が楽しく学ぶことができるよう工夫しています。特に最近日本の若者に人気がある韓流ドラマ、映画、K-popなどの韓流文化を取り上げて日本と韓国の相違点・共通点を比較しながら、なぜそのような差が生まれたのか、どのような視点で見るべきなのかを中心に文化・観光資源を紹介することを心がけています。

質問4:履修した学生の声を教えてください。

実際にこの授業を受けた受講生の声です。

質問5:最後に高校生にメッセージをお願いします。

7月23日(土)15:30から~韓流から学ぶ「異文化コミュニケーション」~をテーマに観光文化学類の体験授業を開催します。
ウィズコロナ時代に向けて、観光文化学類に興味を持ってくださった皆さんを歓迎いたします。オープンキャンパスを通じて、少しでもコマジョの観光文化学類の魅力を知っていただければ大変うれしいです。

  • 授業前の学生の様子
    授業前の学生の様子
  • 授業風景
    授業風景
  • 担当教員
    担当教員

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