2019年度 海外留学便り No.2
2019/10/07
人間文化学類 英語コミュニケーション専攻
佐藤 明日香
ブリスベンに来てから1か月以上が経過しました。ブリスベンは「サンシャインステート」とも呼ばれるとおり、年間を通して雨が降る日が少なく、晴天日数がとても多い地域です。湿度が低いため30度を超える気温でも、日本と比較してとても過ごしやすいと言えます。
さて、今回の留学便りでは、主にホームステイ先での生活と学校生活について書こうと思います。まずホームステイ先での生活です。私のホストファミリーはホストマザーのトニーと猫のMissyです。トニーはとても陽気で、アクティブな女性です。放課後や休日には、近くのビーチや夜景が見える丘、ショッピングセンター、彼女の娘の家など様々なところに車で私を連れ出してくれます。また、彼女は紅茶を飲むことが好きで、私も朝と学校からの帰宅後、一緒にティータイムを楽しんでいます。その時間に学校であった出来事や、その日学んだ内容を話すようにしています。
18:30近くに夕飯を食べ終わったら、二人で映画鑑賞をするのが毎日の日課になっています。もちろん字幕はありませんし、音声は英語なので、最初は理解できなくて途中で眠ってしまうことが多々ありました。でも、最近は分からないなりに映像と、たまに聞き取れる単語やフレーズで物語を推測して、最後まで眠らずに鑑賞しています。毎日充実した楽しい生活を送れているのは彼女のおかげなので、とても感謝しています。
この家にはとても大きなプールがあるので、入れるくらいまで気温が暖かくなる日が来るのがとても待ち遠しいです。
次に学校生活についてです。私が通っているのはAustralian Catholic University(以下ACU)という、教育学や看護学で有名な大学です。毎日9時から授業が始まり11時から30分間のブレイクタイムを挟んで、また2時間の授業が行われます。私はEAP(English for Academic Purposes)と呼ばれる進学準備英語、つまり大学で専門的な知識や技術を学ぶのに必要な英語力を習得することを目的としたコースに所属しています。
1クラス約15人の少人数制で日本人の留学生は私を含めて2人のみで、ネパール人が大半を占めています。他にはポーランドや中国、香港、ベトナム、ミャンマーからの留学生もいます。ACUの学部に入って学ぶことを目指す学生がほとんどで、モチベーションの高い学生達ばかりなので毎日刺激を受けています。私以外は、すでに3か月以上、長くて4年近くオーストラリアに在住しているため、クラスの大部分の生徒が英語を流暢に話しています。そのため、私もその会話に混ざりたいという気持が日に日に強くなり、スピーキング能力やリスニング能力を向上させたいと、高いモチベーションを維持することができているように思います。
一旦タームが終わったので9月28日から10月7日まで休暇になります。この期間にトニーがコストコや、スタンソープに住む彼女の友人の家に連れて行ってくれたり、友人とご飯を食べに行ったりする予定もあるのでとても楽しみです。また彼女の勧めでインスタントカメラを購入して6か月の思い出としてアルバムを作ることになりました。様々なところに出かけて写真もたくさん撮ってこようと思います。
1か月が経ち少しずつオーストラリアでの生活や英語を使うことに慣れてきたので、自分の行動範囲を広げて、よりブリスベンを楽しみたいと思います。まだまだ先ですが12月にはクリスマス休暇もあるので、今から予定を立てて旅行に行けたらいいなと考えています。英語力の向上はもちろんですが、様々なところに行って様々な人に出会い、日本ではできないたくさんの経験をこの6か月という短い時間でできるようにしたいと思います。
次の留学便りを書く時までに自分の英語力が向上できているように、これからの毎日を大切にして努力し続けます。また、病気にかからないように、これまで以上に健康に気をつけて生活をしていくつもりです。