令和元年度第8回オープンキャンパス報告

人間文化学類 英語コミュニケーション専攻 工藤俊

9月14日(土)に開催されたオープンキャンパスでは、「TOEIC®にチャレンジ!」と題して体験授業を実施しました。TOEIC®の問題量は膨大なので、英語力以外にも集中力を保ちながら解答する忍耐力や、短時間で正答を導き出す情報処理能力が求められます。この体験授業では、TOEIC®で高得点をとるためのコツを紹介しました。また、英語コミュニケーション専攻におけるTOEIC®関連授業についても説明しました。

まず、TOEIC®ではビジネスの現場を想定した問題が多く出題されます。そのため、たとえばpositionという単語でも「位置」という一般的な意味以外に「地位・肩書き」といった意味も覚える必要があります。また、限られた時間で多くの問題を解くにはスピードが求められます。特にPart 5の文法問題は1問につき平均20~30秒で解く必要があります。この体験授業では、参加者の方々がお持ちのスマートフォンのストップウォッチ機能を使いながら、Part 5の問題を2問解いていただき、実際のスピードを体感していただきました。さらに、長文問題において短時間で答えを出すには、本文よりも問題を先読みすることが大事であることをお話ししました。参加された方々は熱心にメモをとられたり、一緒にご来場された方とクイズの出来を確認されたりして、楽しんでいただけた様子でした。
また、本学ではTOEIC®のスコアアップを主な目的とした「キャリア・イングリッシュ」という授業を、英語コミュニケーション専攻2年次の必修科目として設置しています。この授業では、TOEIC®で必要な語彙や文法から問題を解く際のコツまでを、ペアワークやグループワークを交えながら修得していきます。
このように、英語コミュニケーション専攻では実践的な英語力を身につけることができます。英語を学ぶことで未知の世界を知ることができ、視野がどんどん広がっていきます。駒沢女子大学で自分の可能性を広げてみませんか?
次回11月9日(土)のオープンキャンパスは、「世界の英語~出世振りに注目~」のタイトルで行われます。英語は今でこそ世界の共通言語として認識されていますが、ここまで世界中に広がったのはなぜでしょうか。英語の生い立ちを探求してみましょう!

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