保育・教職実践演習で野外活動を行いました

本授業では、保育科2年生が保育の現場で働く時の実践力を高めることを目的に、さまざまな演習活動を実施しています。その中の一つが今回の野外活動です。
10月27日(木)は、わくわく農園でのおいもほりを行いました。保育科1年生が春に植えてくれたさつまいもの苗は、夏の間、農園で太陽の恵みを受けて、ぐんぐん伸びて畑一面に育っていました。2年生は、大きく茂った葉やつるをかき分けながら根元を切り、畝が見えてきたところでさつまいもを掘りあげました。今年はさまざまな形の大小200以上のさつまいもが収穫できました。
11月5日(土)には、一日かけて、焼きいもと野外調理に挑戦です。事前にチームごとに下調べや準備、話し合いを重ね、この日を迎えました。焼いもをつくるために朝から学園内にある落ち葉や枝を拾い、それぞれのチームが調べた方法で火おこしをしました。野外調理では豚汁、ピザ、カレーライス、焼きそば、ハヤシライス等があり、待っている間に、焼きリンゴや焼きバナナ、マシュマロ焼きに燻製など、普段なかなか体験できない火をつかった料理を楽しみました。焼きあがったさつまいもは教員による審査が行われ、Bチームが見事「やきいもプリンセス賞」に輝き、教員手作りの表彰状とメダルが授与されました。
両日ともに小春日和に恵まれ、秋の自然を思い切り楽しみました。自然の恵み、自然の素材、自然との共存を肌で感じながら味わった喜び、今度は子どもとともに楽しめる力を身につけた保育者となって実践してくれることを信じて…。

  • PDFで見る
    PDFで見る

保育科ニュース :新着投稿