しんゆりマルシェに参加しました

10月22日(土)、保育科の授業「造形指導法Ⅱ」を受講している2年生24名が、「しんゆりマルシェ2016」に参加しました。このイベントは、住民の交流の場とすること、また街の魅力を広く発信することを目的に、新百合ヶ丘駅周辺で2014年から開催されています。多摩地区には多くの大学が立地しているため、大学生たちがワークショップ、体験工房、ライブへの出店・出演を行ない、街おこしに協力しています。今年は、10の大学が参加しました。昨年の駒沢女子大学の参加に続き、今年は短期大学保育科が参加し、「割れないシャボン玉づくり」という、作って遊べる簡単おもちゃづくりのワークショップを行いました。
しんゆりマルシェ本番に向けて、授業の中で、学生たちは“割れないシャボン玉”の作り方を学び、材料を準備していきました。当日のテント内は、常に満席で、学生たちは何時間も休みなく子どもたちに作り方を教え続ける状況でした。しかし、そこは保育科で学んで2年目の学生です。来年には現場で働く保育者の卵として、常に笑顔を絶やさず、楽しく作って遊べるよう子どもたちに自然にかかわる姿がありました。授業担当の西村先生はじめ引率した保育科の教員には、保護者の方たちから「学生さんたちの教える言葉かけがとても上手だった」「子どもを預けるのに安心感があった」など、たくさんのうれしい心強いお言葉がありました。10:00~16:00までの開催時間中、1歳~10才までの子どもたちが合計430名以上もワークショップに参加してくれました。
学生たちにとって、年齢の違うたくさんの子どもたちと接し、繰り返し教えていくことを通して、子どもとかかわる技術を実践する貴重な機会となりました。そして何より、完成した“割れないシャボン玉”を手にした子どもたちが大喜びしている顔、保護者のところに飛んで行って自慢げに見せて説明している姿などを見ることができたことは、保育者としてのやりがいを実感することにも繋がったと思います。

  • 白い服に長ズボン、手作りリボンで衣装を統一しました。
    白い服に長ズボン、手作りリボンで衣装を統一しました。
  • テントの中も外も賑わっています。
    テントの中も外も賑わっています。
  • 最後まで笑顔で子どもたちと活動しました。
    最後まで笑顔で子どもたちと活動しました。
  • 割れないシャボン玉のできあがりです。
    割れないシャボン玉のできあがりです。

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